今日は久しぶりにひろしま美術館へ行きました。6月2日まで開催中の「みんなのレオ・レオーニ展」をみるためです。レオ・レオーニといえば、絵本「スイミー」(好学社)の作者としてご存知の方が多いのではないかと思います。娘が小学生の時、国語の教科書に載っていたような気がします。しかし、レオ・レオーニと聞いて私が最初に思い浮かべるのは、なんといっても絵本「あおくんときいろちゃん」(至光社)です。手でちぎったような青いまると黄色いまるが2つ並んだだけの表紙を初めて見たときは、「これはいったい何?」と思いましたが、読み終わった時は「なんておもしろいんだ!」と衝撃を受けました。きっと子どもたちは、ただのまるを見ながら色々なことを想像するのだろうなぁ、と思いました。きれいなまるではなくて、手でちぎったようなまるなので、余計に人間味を帯びているような気がします。残念ながら「あおくんときいろちゃん」の原画はなかったのですが、絵本原画の他にも油絵やグラフィックアート作品も展示されており、とても楽しくみることができました。
そして、最後にショップでついつい買ってしまったクリアファイルとクッキー。絵本の絵が写っているクッキー、食べたら幸せになれそうです。