東区民文化センター主催の「ノートジャパンの邦楽ノート」、毎年楽しみにしていましたが、今回が最終回だそうです。私は、影絵を上演するようになったここ数年の公演しか知らないのですが、邦楽の魅力をプロの演奏と斬新な切り口で紹介するサロンコンサートとして、2000年にスタートしたそうです。
最後となる今日の公演は、「そのとき、星は輝く」と題して、宮沢賢治の「よだかの星」の物語を軸にしたお話しでした。影絵と朗読と音楽(邦楽)がうまく絡み合って、物語の中に引き込まれていくようでした。物語と音楽のコラボにはとても興味があるのですが、音楽の入るタイミングやお話しと音楽のスピード感などをあわせるのが難しいと感じています。タイミングが悪いと、物語の世界から現実へ引き戻されてしまうからです。しかし、うまくいった時には物語を2倍、3倍楽しめるように思います。
「ノートジャパンの邦楽ノート」は今回で終わりですが、邦楽の魅力を伝える新しいコンサートが今年から始まるそうです。その名も「きらり★邦楽」。第1回目は7月3日(金)19:00〜 「細棹三味線の魅力」で、気軽に楽しめる邦楽のサロンコンサートだそうです。興味のある方はぜひ!