広島県立美術館にて8月8日(金)より開催中の「ムーミン展」へ早速行ってきました。8月9日はムーミンの作者トーベ・ヤンソンさんのお誕生日だそうで、お誕生日をお祝いするロビーコンサートが開かれました。出演は、ヴァイオリン 上野眞樹さん、ピアノ 吉野妙さんで、グリーグの「トロールハウゲンの婚礼の日」、「ヴァイオリンソナタ」、ムーミンアニメの主題歌「夢の世界へ」などを演奏されました。「夢の世界へ」は私が子どもの頃に放映されていたアニメではなく、新しい方のアニメの主題歌で、私も大好きな歌です。この日はヴァイオリンでの演奏でしたが、「オカリナで吹くんだったらこうやるだろうなぁ」などと思いながら聴き、帰って早速オカリナで吹いてみました。オカリナの音色にもぴったりの美しい曲です。
ロビーコンサートを聴いた後はムーミン展へ。児童文学の中の挿し絵としてよく見慣れた絵の原画がたくさん展示されていました。「これはあの場面!」などと思いながらみていると、ムーミンのお話しをまた読みたくなりました。ムーミンシリーズの中で1番好きなのは「ムーミン谷の冬」で、パルムグレンやシベリウスのピアノ曲の世界と相通ずるものがあるように思います。「ムーミン谷の冬」以降のお話しは結構哲学的で、大人が読むと考えさせられることが多いです。まだ読んだことのない方、ぜひ読んでみてくださいね。