今日は東区民文化センター スタジオ1で開催された「カウォティムリコーダーアンサンブル 第15回 定期演奏会」を聴きに行きました。ここ4~5年は毎年聴きに行っていますが、毎年多彩なプログラムが用意されていています。今年もジャズからクラシックの管弦楽曲までいろいろなタイプの曲を楽しむことができました。
初めは映画音楽を3曲。「マルセリーノの歌」「ムーンライト・セレナーデ」「太陽がいっぱい」いずれもとっても有名な曲ですが、おもしろいアレンジだったからかリコーダーで演奏していたからか、随分雰囲気が違って聴こえました。アレンジがおもしろかったといえば、「猫踏んじゃった」(諸岡忠教 編曲)も日本で聴きなれている可愛らしい曲とは少し違った感じのするおもしろいアレンジでした。後半のメインはモーツァルト作曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」全楽章で、弦楽アンサンブルとはまた違った世界を味わうことができました。
リコーダーは中世からバロックにかけて活躍した楽器なので、やはりその時代の曲が楽器にあっていて、聴いていても自然でほっとするなぁと思うのですが、その時代の音楽にとどまらず、あらゆる時代のあらゆるジャンルの音楽を演奏することによって、楽器の可能性も広がるのだなぁと思いました
先日雑貨屋さんで購入したレインスティックをご紹介します。これは12~3㎝ぐらいしかない小さいものですが、知り合いが持っていたのは1メートル以上あるような長いものでした。筒の中にサボテンのトゲが並んでおり、中に入っている小石や種などがトゲにあたって雨のような音がするのです。1メートル以上あるような長いものだと本当に雨が降っているような綺麗な音がします。アフリカが起源で広く中南米に伝わり、古来より雨乞いの儀式に使われていたそうです。
なぜこの楽器を購入したかというと、実は雨の音ではなく、風に揺れる木々のざわめき、葉擦れの音を表現したかったからなのです。日本の昔話に音楽やさまざまな楽器の音を加えて、より楽しくお話しを聴いていただこうという計画を進めているのですが、お話しの中で夜中に風が吹いて木々のざわめきが聞こえてくる場面があるのです。その場面を読んだ時にすぐに浮かんできたのが、知り合いの家でず~っと前に聴いたレインスティックの音だったのです。マラカスとはちょっと違う綺麗な音が、木々のざわめきを連想させるような気がします。実際におはなしと合わせてみた時にどんな効果が表れるのか、今から楽しみです。
フラワーフェスティバルでのエムミュージックの生徒さんによるステージのご案内です
日時:5月4日(月・祝)午後5時~
場所:バラステージ(田中町ブロック)
曲目:エーデルワイス・おぼろ月夜・春の小川変奏曲 他
フラワーフェスティバルへお出での際は、ぜひバラステージへお立ち寄りください。またエムミユージックの生徒さんで演奏してみようかなぁ、と思われる方はご連絡ください。(℡ 090-7779-8103 渡辺まで)