高須台 渡辺 ピアノ/オカリナ教室

大人から子どもまで楽しく

「唄の旅人 中山晋平」

2020年12月30日 | 本の紹介

「唄の旅人 中山晋平」

和田登 著

岩波書店

 今年も残すところあと2日となりました。みなさん大掃除にお買い物に、忙しい年末をお過ごしのことと思います。今年はコロナの影響で、12月の後半はお休みになった教室もありましたので、私は早いうちに少しずつ掃除をすませ、目に見えるところがなんとなくきれいになったところでよしとし、年末は図書館で借りてきた本を読んでいます。

 現在放送中の朝ドラ「おちょやん」のなかで「カチューシャの唄」(島村抱月・相馬御風 作詞 中山晋平 作曲)を歌うシーンがありました。寂しさと希望、別れと旅立ちが一緒になったようなシーンで歌われていたので、余計心に残ったのかもしれません。「なんていい歌なんだろう・・・」と思い、作曲者の中山晋平さんについて知りたくなりました。そんな時、たまたま図書館の棚に並んでいるのを見つけたので借りてみました。いろいろな資料をもとに書かれているので、小説やエッセイのようにスラスラ読み進めることはできませんが、スマホ片手に、読み方のわからない漢字を調べながら読んでいます。オカリナで童謡・唱歌・昭和歌謡などを演奏することが多いので、とてもよく目にする作詞者や作曲家の名前も多数でてきますが、全く知らない文学者や歌手の名前もたくさん出てきます。漢字を見てもなんと読むのかわからない人が多く、スマホで検索してみると、明治、大正の頃活躍していた文学者だったりして、その説明文の中の言葉をさらに検索して「なるほど!ふむふむ」と思いながらふと我にかえり「どこまで読んだっけ?」と本をめくり直す。こんな感じなので、なかなか前にすすみませんが、やはり、今まで知らなかったことを知るのは楽しいですね。新しく加わった知識がいつか演奏に役立つと信じて、この年末年始で読み終えるぞ!

 来年もコロナとともに過ごす一年になるでしょうが、少しずつでも、みなさんと一緒にオカリナを楽しんでいけたらいいなぁと思っています。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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「金曜日のオカリナ」 発表会

2020年12月18日 | 教室紹介

 

 今日は、中国新聞文化センター五日市教室「金曜日のオカリナ」の今年最後の教室でした。最後の教室なので、全員にソロ演奏をしていただく発表会をしました。

 教室の前半は、宿題になっていた「あの素晴らしい愛をもう一度」「赤鼻のトナカイ」「一月一日」の3曲を練習しました。みなさんそつなく吹いてはいるものの、心ここにあらずという感じ。後半の発表会のことを考えてドキドキしていたのではないかと。

 そして、後半はあみだくじで決めた順番に従って、ソロ演奏をしていただきました。日頃はグループレッスンのため、1人1人の演奏を聴く機会がありませんので、私にとってはみなさんの成長を実感できる楽しみな時間であり、またこれからの課題をみつけることごできる、貴重な時間でもあります。演奏されたみなさんは「手も足もブルブル震えて大変だった」「指が動かなかった」と、かなり緊張された様子。人前で演奏する時は、80%の力を出せれば大成功です。家で吹くようにはできないのが当たり前です。今日演奏されたみなさんは、緊張しても間違っても、最後まで流れを止めずに演奏することができたので、自分を褒めてあげてくださいね。今日は欠席された方も、次の教室に来られた時には演奏していただく予定です。楽しみにしています。

 そして、今年も嬉しいクリスマスプレゼントが!メンバーの方々からオカリナ入れ、ブローチ、お菓子をいただきました。それでは、みなさん楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。メリークリスマス!

 

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もうすぐクリスマス

2020年12月12日 | 日記

 12月に入って新型コロナウイルス感染者が増え続けています。とうとう広島市の施設での活動自粛や休館が決まりました。残念ながら、今年最後の教室ごとのミニ発表会ができないまま、年を越すことになってしまいました。ミニ発表会はとりあえず延期ということで、活動を再開できた時にはみなさんの発表を聴くことを楽しみにしています。

 ということで、突然暇になってしまった私は、早速クリスマスツリーを飾りました。いつのまにか12月も第2週になってしまい、あと2週間しか飾れないのですが。これから家にいる時間が長くなりそうなので、楽しい気持ちになれるよう、赤い飾りばかりを飾ってみました。

 そして、玄関はクリスマスとアジアンと消毒液が共存する不思議な空間に。

 ツリーを見ながらゆっくり紅茶を飲んで、本を読んで、優雅なひと時を!と思うのですが、実際は、やはり家事に追われるんだろうなぁ。優雅な年末年始を過ごしてみたい!

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オカリナ喫茶 ミニ発表会

2020年12月06日 | 教室イヴェント

 今月のオカリナ喫茶はミニ発表会をしました。ふくろうギャラリーの木の温もりを感じる空間で、6名の方が発表をされました。今年はゲバントでの発表会もオカリナフェスティバルも中止になったため、練習した曲を発表できないままの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。少人数の小さなイヴェントではありますが、人前で演奏することによって、気持ちに区切りをつけることができるような気がします。そして、また新しい気持ちで新しい曲にとりかかれば、やる気も湧いてくるというものです。

 発表の後は、いつものように全員で演奏しました。今月はクリスマスソングも演奏しましたよ。

 1月のオカリナ喫茶はお休みです。次は2月7日(日)10:30〜です。無事開催できますように!

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仁保公民館「にこにこ大学」

2020年12月05日 | コンサート

 

 広島市南区仁保公民館の「にこにこ大学」にて、「テラコとアッコ」のオカリナコンサートをさせていただきました。「にこにこ大学」は概ね60歳以上の方対象の講座で、毎回違う内容の講座を1年間で5回ほど受講するというものだそうです。

 今回のテーマは「オカリナといろいろな楽器で奏でる昔懐かしの曲コンサート」ということで、オカリナの他にアイリッシュハープ、三線、三板、バウロン、パルピオルガン、キム、ピアノなどを使って、昔懐かしの曲を演奏しました。受講されている方々はみなさん興味津々で、知らないことを学ぼうという気持ちがひしひしと伝わってきました。そこで、私たちも演奏するだけではなく、さまざまな楽器についてのお話しなどもいろいろとさせていただきました。メモをとりながら一生懸命に耳を傾けていらっしゃる方も結構おられて、身の引き締まる思いでした。

 コロナ禍の中での講座ということで、公民館職員の方々は、消毒を徹底する、ビニールシートを立てるなど、みなさんが少しでも安心して受講できるようにと心を砕いておられました。

 講座終了後には、「おもしろかったので、また来てくださいね」と受講者の方からお声をかけていただき、とても楽しい幸せな時間を過ごさせていただきました。

 先日の動画配信生ライブと今回の講座で、タイの民族楽器キムを初めて演奏してみたのですが、たくさんの方に興味を持っていただき、とても嬉しかったです。「キムを買って良かった!もっと練習しなくては!」と心から思いました。がんばるぞ!!

 

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