広島県立美術館で開催中の「東山魁夷」展へ行ってきました。ちらしをみただけでも、美しい風景画がたくさん展示されているであろうことは想像できましたが、想像以上に美しい風景画の数々に圧倒されました。美術館に行く時はいつも、私の1番好きな絵はどれかなぁと思いながら観るのですが、今日は1番好きな絵ばかりで大変でした。
「唐招提寺障壁画」全68面を広島初公開、というのが目玉で、こんな絵に囲まれた部屋の中に座ったらどんな気持ちがするんだろう?と想像してみましたが、展示されているのを観ても絵に圧倒されるばかりでなかなか想像できませんでした。
障壁画もすばらしかったのですが、北欧の風景画もすばらしかったです。空気の冷たさや匂いまで感じられ、絵を観たというより、絵を感じたと言った方がいいかもしれません。
平日にもかかわらずたくさんの人で、観るのも大変でしたが、ショップでのお買い物も大変でした。どうしてもノートが欲しくて、意を決してレジの列に並びました。もったいなくて使えないかもしれませんが、美しいノートを眺める度に今日の絵を思い出して、きっと癒されることでしょう。