今年も買いましたよ、干支のオカリナ。今年は午年なので、馬のオカリナです。穴は横に2つずつ、後ろに2つ、全部で6つあいているので、7つの音をだすことができます。早速、童謡「おうま」を吹いてみましたが、音域が足りず、曲の途中でオクターブ下がったりまたあがったり。なにげに楽しい「おうま」になりました。他に何か馬の歌はないかなぁ?と考えてみたのですが、全く浮かんできません。季節を題材にした歌はたくさんあるけれど、動物の歌はあまりたくさんはないように思います。童謡・唱歌の曲集も、「春の歌」「夏の歌」「秋の歌」「冬の歌」というように、季節ごとにグループ分けされていることが多いようです。季節によるグループ分けに当てはまらない曲は、「楽しい歌」とひとくくりになっていたり、無理やり季節にあてはめられていたり。ところで、今まで私は「おうまのおやこ」という題名だと思っていたのですが、正しい曲名は「おうま」というんですね。子どもの頃から歌っている歌は、題名などあまり気にせず歌っているので、間違った題名で覚えている歌が他にもあるかもしれません・・・。
この馬のオカリナ、ちょっと低めで落ち着いたやさしい音がしました。この音のように、落ち着いたやさしい気持ちで今年一年を過ごしたいものです。
昨日、雑貨屋さんをぶらぶらしていて見つけました。木でできた四角い笛です。トーテムポールのような彫刻がしてあって、穴のところにはおもしろい模様がかいています。構造はリコーダーと同じようですが、裏には穴がありません。表に6つの穴があるだけです。「どんな音がするんだろう?吹いてみたい!」という衝動にかられて買ってきました。吹いてみるとちょっとハスキーで、尺八っぽいような音でした。名前も吹き方も何もわからないのですが、南米の楽器かな?という感じです。周りに南米の楽器がたくさん置いてあったので。南米の楽器をみていると、なんでも音の出るものは楽器になるんだなぁ、と思います。木の実・缶・びんなどを使った楽器を自由に鳴らしてセッションしたら楽しいだろうなぁ・・・。
未完成 大作曲家たちの「謎」を読み解く
中川右介
角川SSC新書
年末年始にかけて読んだなかで、おもしろかった本を1冊ご紹介します。
クラシックの未完成作品群から、シューベルト<未完成交響曲>、ブルックナー<交響曲第9番>、マーラー<交響曲第10番>、ショスタコーヴィチ<オランゴ>、プッチーニ<トゥーランドット>、モーツァルト<レクイエム>の6曲を取り上げ、なぜ未完成なのか、なぜ未完成なのに名曲として演奏されるのかを、歴史的事実にそって推測していくという内容です。作曲家の死によって、完成しなかった曲があるのはあたりまえですが、実は完成させる時間はあったのに、完成しなかったという作品も。それにはこんな理由があったのでは・・・。モーツァルトの「レクイエム」は、映画「アマデウス」でも取り上げられていますが、あれは全くのフィクションで、事実は・・・。
「なるほど~」「ふむふむ」「へ~」「そうだったんだぁ~」と思いながら、おもしろく読むことができました。興味のある方は読んでみてくださいね。
みなさん、あけましておめでとうございます。今年も楽しいレッスン、楽しいコンサートを目指してがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今年の教室イヴェント・コンサートで、日程の決まっているものは以下のとうりです。まだ未定のものについては決まり次第お知らせしていきたいと思っていますので、お楽しみに!
・エムミュージック発表会
1月25日(土)
ゲヴァントホールにて
・第4回 スーリヴェールコンサート
3月10日(月) 13:00~
カフェ&ギャラリー スーリヴェールにて
・新井口駅ビルカルチャー教室オカリナ体験会
4月15日(火) 9:50~10:50
新井口駅ビルカルチャー教室にて
・第4回 ミニコンサート(ピアノ教室生徒さんの発表会)
7月20日(日) 10:00~
アステールプラザ5F 大音楽室にて
・江村克己オカリナリサイタル
9月23日(火・祝)
ゲヴァントホールにて
それぞれのイヴェントの前には、詳しい内容をお知らせしていきたいと思っていますので、お見逃しなく!