三連休の中日である28日(日)、広島で活動されているグループ「カウォティムリコーダーアンサンブル」の定期演奏会を聴きに行ってきました。私の所属する「リコーダーアンサンブルカノン」のメンバーの一人が両方のグループに所属しているので、ここ2~3年は毎年聴きに行っています。
カウォティムさんは私たちより人数も多く楽器の種類も多いので、より厚みのある響きが魅力です。技術的にもかなり高度な曲に挑戦されているので、聴いていて勉強になることがたくさんありました。私たちはソプラノ・アルト・テノール・バスの4種類のリコーダーを使うことが多いのですが、カウォティムさんはこの4種類に加えて、グレートバスとコントラバスの2種類のリコーダー加わるので、低音に厚みが増して音が広がるようです。ソプラノよりもさらに高い音がでるソプラニーノを使う時はさらに広がって・・・。うらやましいような気がしますが、人数的にも経済的にも私たちにはちょっと無理かな・・・。
プログラムは「音で綴る世界の風景」と題して、日本、イタリア、アイルランド、ロシア、フランスなど各国の親しみやすい曲で構成されていました。私が一番気に入ったのは、P.クラーク作曲 「アイルランド組曲」でした。クラークは昔のスコットランドやアイルランドに伝わる伝統的なメロディーやリズムを用いて作曲するのがとくいな人だそうで、(プログラムの解説に書いてありました)この曲もそんな感じでした。リコーダーのために作られた曲だそうなので、リコーダーの良さが存分に発揮されていて、「私も吹いてみたいなぁ」と心から思わせてくれる曲でした。
さて、私たちの定期演奏会は7月1日(月) 11:30~、アステールプラザ5F大音楽室にて、「お茶とお菓子とリコーダーと、さわやかな風とどけます」のキャッチフレーズにもあるように、お茶とお菓子を用意してお待ちしていますので、みなさんどうぞおこしくださいね