高須台 渡辺 ピアノ/オカリナ教室

大人から子どもまで楽しく

リコーダーアンサンブルコンサート

2013年04月30日 | コンサート

 三連休の中日である28日(日)、広島で活動されているグループ「カウォティムリコーダーアンサンブル」の定期演奏会を聴きに行ってきました。私の所属する「リコーダーアンサンブルカノン」のメンバーの一人が両方のグループに所属しているので、ここ2~3年は毎年聴きに行っています。
 カウォティムさんは私たちより人数も多く楽器の種類も多いので、より厚みのある響きが魅力です。技術的にもかなり高度な曲に挑戦されているので、聴いていて勉強になることがたくさんありました。私たちはソプラノ・アルト・テノール・バスの4種類のリコーダーを使うことが多いのですが、カウォティムさんはこの4種類に加えて、グレートバスとコントラバスの2種類のリコーダー加わるので、低音に厚みが増して音が広がるようです。ソプラノよりもさらに高い音がでるソプラニーノを使う時はさらに広がって・・・。うらやましいような気がしますが、人数的にも経済的にも私たちにはちょっと無理かな・・・。
 プログラムは「音で綴る世界の風景」と題して、日本、イタリア、アイルランド、ロシア、フランスなど各国の親しみやすい曲で構成されていました。私が一番気に入ったのは、P.クラーク作曲 「アイルランド組曲」でした。クラークは昔のスコットランドやアイルランドに伝わる伝統的なメロディーやリズムを用いて作曲するのがとくいな人だそうで、(プログラムの解説に書いてありました)この曲もそんな感じでした。リコーダーのために作られた曲だそうなので、リコーダーの良さが存分に発揮されていて、「私も吹いてみたいなぁ」と心から思わせてくれる曲でした。
 さて、私たちの定期演奏会は7月1日(月) 11:30~、アステールプラザ5F大音楽室にて、「お茶とお菓子とリコーダーと、さわやかな風とどけます」のキャッチフレーズにもあるように、お茶とお菓子を用意してお待ちしていますので、みなさんどうぞおこしくださいね

 

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あの頃聴いたあの曲

2013年04月28日 | 日記

 昨日より「人生が深まるクラシック音楽入門」(伊東乾 著 幻冬舎文庫)という本を読み始めました。まだ最初の30ページほどしか読んでいないのですが、その中にとても印象に残る話が2つありました。
 ある女性が妊娠してから体調をひどく崩してしまい、「もう耐えられない」と中絶まで考えたのですが、ある日バッハの「マタイ受難曲」を聴いて、ひと時つわりの苦しさを忘れることができ、「世の中にこんなにきれいな音楽があるなら、自分の子にも聴かせてあげたい」と思ったそうだという話。また、ある重い病気を宣告された人が病室で音楽を聴こうと思った時に、歌詞がある曲はうるさく思われて聴く気がせず、最終的にそれまで全く興味のなかった弦楽四重奏を病室の友に選んだという話。
 この2つの話を読んだ時に、自分が妊娠中つわりで苦しかった時のことを思い出したのです。けっこう大きくなったおなかをかかえて気持ち悪くしんどかった時、特に夕方から夜にかけて、1日の疲れが出るのか横になったまま動けないでいる時、繰り返し聴いたのがモーツァルトの「クラリネット協奏曲」でした。特に2楽章。「なんて美しい曲なんだろう・・・」と思っている間は、気持ち悪いのをしばし忘れることができたのかもしれません。特別にモーツァルトが好きだったというわけではなかったのですが、その時は学生の頃から大好きだったドビュッシーは全く聴く気になれなかったのです。その時の私の心のひだにぴったりきたのが、モーツァルトの「クラリネット協奏曲」だったのだろうと、この本を読んで思いました。
 そういえばあの頃はあの曲をよく聴いていたなぁ、と思い出すシーンと曲がいくつかありまして、それが全てモーツァルトなのは単なる偶然でしょうか?モーツァルトの曲は、私の心の奥深くまで入っていく力を持っているのでしょうか?まだまだ本の導入部分しか読んでいないので、これから先を読むのが楽しみです。

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オカリナ体験会

2013年04月16日 | 教室イヴェント

 4月16日(火)10:00~、新井口駅ビルカルチャー教室にて、オカリナ体験会を開きました。参加者は2名でしたが、和やかな雰囲気で楽しいひと時を過ごすことができました。
 まずは、用意したオカリナの中から好きな色のオカリナを選んでいただき、口の当て方など基本的なことをお話しした後、早速音をだしてみました。穴は全く押さえずに息を吹き込むと、簡単に音を出すことができました。それから、ソの音から吹いてみて、順にファ・ミ・レ・ドふいてみます。次にラのおとができたら、「かえるの合唱」の練習です。「かえるの合唱」が一通りふけるようになったら、輪唱のように2小節ずつずらしてふいてみます。それほど苦労することなくふけたので、もう1曲「きらきら星」も吹いてみました。初めてオカリナを吹くときは緊張して力がはいるため、腕が痛くなりやすいのであまり無理はせず、今日の体験はここまで。あとは私の演奏を聴いていただいたり、教則本の中にどんな曲が入っているのかをみたり、お茶を飲みながら楽しくおしゃべりをして過ごしました。お二人とも5月よりオカリナを始めることになりました。まだまだ空きはありますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせ、お申し込みください。時間と場所は下のとうりです。

オカリナ教室 入門編

場所  新井口駅ビルカルチャー教室
     
(広電商工センター入口駅隣)
時間  第1・3火曜日 11:00~12:00
受講料 月3500円
お問い合わせ・お申し込み
      tel
090-7779-8103(渡辺まで)

 

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バイエルの謎

2013年04月12日 | 本の紹介

 

バイエルの謎ー日本文化になったピアノ教則本
安田寛 著  音楽の友社

 先日読んでみておもしろかったのでご紹介します。
 昔から日本で使われ続けていた<バイエルピアノ教則本>を作った人フェルディナント・バイエルについて、その生い立ちなど詳しいことを著者が突き止める過程と、突き止めた結果見えてきた、バイエル教則本の意味についてなど、とても興味深い内容が書かれていました。
 私も小さい頃、バイエルでピアノを習いました。導入はバイエルではなく、色音符を取り入れた教則本だったと思います。その本が終わって、黄バイエル(バイエル下巻のことで、当時表紙が黄色だったので、黄バイエルと言っていました。)を先生からもらった時には、とてもおねえさんになったような気がして、嬉しかったのを覚えています。バイエル、ブルグミュラー、ソナチネアルバムと、その当時のごく普通の道を歩んできたと思うのですが、ある時からバイエルは批判されるようになりました。自分が小さい時に弾き続けてきたものは、良くないものだったのか・・・と思うと少し悲しいような気がしたものですが、それと同時に、バイエルのすべてが良くないわけではないだろうと思っていました。なぜなら、大好きだった曲、子ども心に感動を覚えた曲、心を揺すぶられた曲がバイエル教則本の中に何曲かあって、その時の気持ちをいまだに覚えているからです。
 今は数え切れないほどの教則本があり、ピアノ講師になりたての頃、どの教則本を使おうかと、楽譜の棚の前で何十分も悩んだものでした。子どもの年齢や性格によって、その子にあった教則本は違ってくると思いますが、いろいろな教則本を使ってみてわかったことは、どれも一長一短あるんだなぁということです。結局は、指導者がどういう目的を持って、どのように指導するかということなんだとおもいます。
 ご紹介した本の内容から離れてしまいましたが、「バイエルの謎」、とても興味深い内容だったので、読んでみてください。

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オカリナ体験会

2013年04月12日 | 教室イヴェント

 

体験会のお知らせ

オカリナ新井口駅ビル教室開講に先立って、体験会を開きます。オカリナがどんな楽器なのかわからない、自分にも吹けるのかどうか不安、等々さまざまな理由で迷っていらっしゃる方、ぜひ体験会にご参加ください!

場所  新井口駅ビルカルチャー教室

日時  4月16日(火) 
      午前10:00~11:00

参加料 無料

お申し込み 090−7779−8103(渡辺まで)
        *楽器の用意をしますので
          お電話にてお申し込みください

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