「春畑セロリの 妄想ピアノ部日記」
〜超キュートな大人たち〜
春畑セロリ 著
カワイ出版
作編曲家である春畑セロリさん主宰の、ゆるくておもしろそうな部活動「妄想ピアノ部」。その活動のことをつづった、楽しくて元気の出る本です!ピアノがひけても弾けなくてもOK。とにかくピアノを楽しみたいという子どもから大人までが集まって、ピアノにまつわる楽しいことをしようという活動だそうです。年に1度の遠足では楽器博物館へ行ったり、オペラ鑑賞や歌舞伎鑑賞をし、年に1度のクリスマスパーティーでは全員が何かの演奏をして、その後食事とおしゃべりを楽しむそつです。オカリナ教室のクリスマス発表会と似ているようですね。
この本を読むと、必ずしも「楽器を楽しむ=上手に演奏できる」だけではないのだということがわかります。「楽器を楽しむ= 」の後に続く言葉はたくさんあるのだと気づかされます。そして、無性にピアノが弾きたくなりました!