「丸山ワクチン」ではなくなりますが、先手から角を交換して88銀とする形は無難です。
24歩同歩同飛とできるので、後手は33銀とする一手。68玉62玉78玉72玉48銀62銀
後手が早囲いを選ぶと、向かい飛車のねらいがあります。先手はのんびり58金右とはしないほうが良いのですが、22飛36歩64角
46角と合わせても、53角56歩44銀でちょっと損をします。AIに聞くと37銀44銀46銀35歩26飛36歩
この歩を取り返すかどうかですが、36同飛は24歩37桂25歩77銀
26歩には23歩同飛32角があるのですが、25歩のままだと23歩には32飛があるので難しいです。この図の評価値は+86
戻って
77銀と待つと、32飛27飛37歩成
37同銀同角成同飛同飛成同桂36歩34角
難しい戦いです。32銀45桂37歩成65角55飛33歩
65飛32歩成同金46歩
これが最善だというのですが、評価値は+207の先手良し。
一応は後手の向かい飛車に対応できるのですが、先手が58金右としなければ難しいことにはなりません。
戻って
58金右とはせずに、46歩22飛47銀
所司先生はこちらを勧めるのですが、24歩同歩同銀36歩25銀38金
26銀27歩同銀成同飛同飛成同金26歩・・・後手が銀を捨てて攻めるのでは無理でしょう。AIに聞くと35歩同歩26銀が正しく、
27歩35銀36歩44銀
この図の評価値は+38、互角ながら後手に2歩持たれたのでは面白くないです。
戻って
正しい駒組は46歩22飛36歩
24歩同歩同銀に38金
これならば25銀37桂26銀27歩
後手に3筋の歩を交換されることがありません。15銀16歩24銀26歩
この図の評価値は+237の先手良しです。
後手の向かい飛車の攻めには対応できるのですが、正しく受けないと先手が損をします。