68金型の最後に
後手が14歩をつく手を調べます。これはハメ手の類です。69玉55歩24歩同歩同飛56歩
この時の受け方を間違えなければ。通常は66歩57歩成同銀から手得で先手が良くなるわけですが、66歩には13角が後手のねらいです。
21飛成57歩成同銀同金同飛成
先手の駒損ではないですが、先手玉が危ないです。評価値は-1010で後手優勢。
戻って
所司先生の解説では、おそらく実戦例で、23飛成57歩成同銀88角成同銀22飛
第二のねらいまで用意しています。残念ながら43竜42歩44角
72玉22角成43歩11馬26飛
王手飛車の効果で、先手は先に香を取っています。39金56歩48銀28角
28同金同飛成66馬29竜78玉19竜
これで難解とされているのですが、評価値は+460の先手有利です。なお48銀では46銀と逃げているほうが評価値は上がります。
また戻って
23飛成でもよいのですが、最善手としては77角もしくは78玉です。(小さな差異があります。) 66歩の時と同じではなく、13角21飛成57歩成同銀同角成11角成
先手の角筋が通っているのが大きく、駒得です。評価値は+566の先手有利。
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