ゴキゲン中飛車の超急戦を後手が回避して
48銀72玉68玉82玉78玉72銀96歩94歩と進んだ昨日の途中図で
先手は24歩から攻めても良かったわけですが、46歩を突いて47銀型を作ろうというのもあります。後手の33角は苦心の手で
33同角成同桂24歩同歩23角
32金34角成25歩
この図が案外に難しいとされていました。(中村太地先生の本以外でも見かけました。) でもAIの評価値は+272の先手良しです。AIに進行例を聞くと36歩55歩35歩54飛
取った歩の筋の歩を伸ばすのが本筋です。24馬~34歩を防いで、後手は飛を浮きました。37桂14角16歩23角
ちょっと変わった手順ですが、先手は桂を跳ねて25歩を取りに行きます。後手は角を打って何とかしようとしています。25桂34角同歩25桂同飛
馬は消えましたが21飛成は大きいです。22歩35飛42銀47銀
47銀のところは他の候補手 (77桂や66歩など) が多いです。56歩には66桂が利いて84飛56歩
この図の評価値は+400の先手有利。28角に21角31金33歩成21金42と・・・というような戦いです。後手は歩切れが痛いのですね。
先手が馬作りをためらうと
33角成同桂47銀32金
後手は向い飛車にしたいところですが、53に空間があるのですぐに22飛とはできません。24歩同歩同飛22銀
中村先生の解説では、36歩51飛37桂21飛53角
先手優勢だというのですが、評価値は+174しかありません。42角でも64角でも、26角成23銀で飛が死ぬから角を交換するしかないですね。
途中の
この図は28飛と引いておいて、評価値は+85、プラスですが先に述べた馬作りのほうがはるかに優ります。36歩には26歩があって
取れば44角、放置すれば15角です。この図の評価値は0付近の互角なのです。
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