リボンの騎士ネタを挟みましたが、市原ネタに復帰します。
ライブレポートに書きましたとおり、私は今回基本的には「熊井友理奈」を追って観ていました。全曲の半分ぐらいは友理奈の振り真似しておりました。残り半分は振り真似そのものをしていません。最初から最後まで振り真似し通しのヲタが多いベリコン、自分は浮いているのかもしれませんが。
ずっと、友理奈の姿を追って観ていると、クールと言われているキャラとは裏腹に、楽しい表情を浮かべている事が多い事がわかって、少しホッとしたりしました。
例のラジオでの発言とか、4年前のハローキッズでオンエアされた「ハロプロキッズオーディション合格者紹介」の会見シーンでの「私よりお母さんの方が喜んでいると思います」という冷静な発言とか、確かに友理奈はベリメンバーでいる事にどこか醒めているように映る時があります。
しかし、舞波の卒業コンでの大泣きとか、ステージでの楽しそうな表情とか、決してクールではない一面も持っている子です友理奈は。多分、素直な子なんだろうね。裏表ないのだろうな。
今回のベリコン観てて思った事が、これぞ「アイドルコンサート!」と感じた事でした。これはポジティブな意味に於いてです。
例えば、友理奈の等身大の笑顔、桃子のプロ笑顔、梨沙子の余裕のない子供笑顔……etc どれも、アイドル的魅力に包まれていました。
かつては、モーニング娘。が「アイドルコンサート」あるいは「アイドルショー」として、一定以上の物を提供してきた時代がありました。そのステージには、寸劇やコントといった流れを切るコーナーもあったりしましたが、それらも含めて「時代を代表するアイドルショー」であったと記憶しています。その反対側に位置していたのが、(マイナーな存在ではあったけど)「アイドルライブ」のメロン記念日だったと思っています。
そんな娘。コンが、「おとめ組ライブ」という「アイドルショー」の形を取りながら、かなり「アイドルライブ」なアクティブなコンサートを2204年に実施した事を境に、徐々に「アイドルライブ」寄りへとシフトしていき、今春のレインボー7ツアーに行き着いたという現在、ベリコンは対極な存在に位置を見つけたなと、市原で実感しました。
娘。はミュージカルでミニライブ行っただけで、「違和感」を感じてしまうような場所に今はいます(昔は普通にミュージカルにミニライブをくつけていた)。
半面ベリは、どんどんコンサート内に寸劇やコントを取り入れていく方が、より楽しいコンサートになると思っています。以前の娘。コンで、ミニモニ。メンバーがバスケットのゴール数を競うゲームをしていた事がありますが、ベリでもこれやったら面白そうです。ステージ上で「桃子VS千奈美」が観られる興奮!そして、歌やダンスでは前に出て来られないメンバーが、ゲームやコントでは大活躍するかもしれない予感。
空気を読むバランス感覚に優れた茉麻が良い味出しそうだし、今回の寸劇でイキイキとしていた千奈美が好例なように、公演毎にメンバーの新しい良さを発見出来そうです。
歌やダンスでは決してエースではない友理奈も、寸劇やコント、或いはゲームで大活躍して、そんなクール熊井ではない無邪気な姿に共感をおぼえるファンが増えていく事に、妄想と今後への期待を寄せた市原コンでした。
PS 友理奈人気が下がってきたと実感した市原コンでもありました。それが上記のような文をかかせた事も確かです。市原では、たまたまだったと思っていますが。
人気というのは波もありますから、今後は期待です。大丈夫です。安心しています。
熊井友理奈 HAPPY BIRTHDAY!な今日のBGM
安心感 / Berryz工房 (アルバム「1st超ベリーズ」収録)