8月27日、小川麻琴、モーニング娘。卒業。
マコが娘。に入って早いものでちょうど5年だ。加入当初は、愛ちゃんのライバルともいうべき位置付けだった事は今となっては懐かしい。5期メンバー初参加シングル「Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~」でも、センター吉澤の相手役を務めるという好ポジションだった。
マコのアイドルとしての伸び悩みは、イコール5期メンバーのアイドル性の伸び悩みだったように思う。三期~四期メインによる黄金時代は、娘。はアイドルだから「キャラが立たなければいけない」とか、「わかりやすい可愛さを持っていなくてはいけない」とかいった定義が出来ていた。
その定義に当てはめれば、喋れないし、タレント性も物足りない5期はイマイチという事になる。ついでに言えば、6期だって黄金厨のヲタから見れば物足りないだろう。でも、「娘。というものは、それが本来の方向性じゃないだろう」とゆいたいのだ。
マコの良さは、テレビじゃ伝わりにくい!と自分は思っている。ハロモニコントが、数少ない「マコがテレビで活きる」場だったけど、あれがマコの魅力を物語っている訳ではない。
今まで娘。メンバーの卒業は、ほとんどが一万人以上入るような所で行われてきた。でも、ミュージカルで卒業するメンバーがいたって良いのだ。「現場で活きる」マコに相応しい卒業ではないだろうか。しかも、「多分」この卒業公演が「リボンの騎士ミュージカル」の市販DVDになる可能性が大なのだ。
娘。の戦力的には、実はマコ卒業は痛いんじゃないだろうかと思う。アイドルとしての人気は…だけど、ライブやミュージカル観ていると、マコのいないステージというのがピンと来ないよ。
せっかく、レインボー7ツアー~リボンの騎士と良い流れで来たのに、マコの卒業が秋ツアーに与える影響が心配です。
でも、きっといつもどおりに、9月30日以降ツアーは展開していくのだろうな。
いつか、マコがダンス留学から帰国してきた時、娘。のステージを観て「レベルが上がったな」と思って貰えるような展開になっていると良いな。娘。のためにも、マコのためにも。
リボンの騎士千秋楽の成功と、小川麻琴卒業に拍手と心の花束を。