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ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

モーニング娘。が今「ペッパー警部」を歌う意味

2008-09-09 21:17:46 | ハロプロ(娘。)
 モーニング娘。の37枚目のシングルが昨日発表されました。9/24発売なのに、なかなか詳細どころかタイトルも発表されず、本当に9/24に発売されるのか?とヲタをヤキモキさせていた新曲のタイトルは、
「ペッパー警部」
でした。
 昔、一世を風靡したスーパーアイドルユニット「ピンクレディー」のデビュー曲です。

ニュース記事
http://www.sanspo.com/geino/news/080908/gnj0809080433000-n1.htm

 この「ペッパー警部」、先月オンエアされたドラマ「阿久悠物語」で、愛ちゃんとガキさんがピンクレディー役として歌った曲でした。その流れを思うと、前から決まっていた事だったのか? それとも、ドラマを見たスタッフがいける!と判断して決まった事なのか? と色々詮索したくなったり。

 スポーツ新聞とかには、それなりの扱いで記事になっていたそうで、こういう点はカバー効果というべきなのでしょうか。娘。ヲタがいくら絶賛しても「リゾナントブルー」では、スポーツ新聞の記事にはならないですからね。出来栄え関係なくオリジナル曲では記事にはならない。
 話題性という点に於いては良い宣伝になって、モーニング娘。が新曲出す事が芸能ニュースに乗っかって良かったねという結果ですが、果たしてこのニュースを興味持って見てくれた人はどれだけいるのか?
 「モームスがピンクレディー歌うとか、必死だな」と冷ややかに感じた人が多いのではないかと思うんですが。

 先日、ヲタ友と「ハロプロも久しぶりにカバーアルバム出してもいい頃だ」みたいな話をしていたんですが、そんな期待(?)に応えて11月には五木ひろし監修による阿久悠トリビュートアルバム「COVER YOU」をモーニング娘。が出すそうです。秋ツアーでも何曲か歌いそうな予感。

 有名曲のカバーをする事自体は良い事じゃないかと思います。特に娘。は、つんく曲ばかりだから新鮮味もあるかもしれない。
 でも今回の件は、なんか良いニュースには感じられないんですが。何故だ?五木ひろし監修だとか、業界の利権みたいな物がチラチラするからか? カバーする曲を既にメンバーがドラマで歌っているから新鮮味がないからか? 原曲の印象が強すぎて、それを娘。が歌う事にピンと来ないからか?
 とりあえず自分はこのニュースを聴いて、ワクワクはしなかったのは確かです。カバーやるより、意外な人が曲を提供とかのニュースの方が良かったです。
 意外な人が曲を提供と言えば、ハロプロにありがちなのは、つんく以外の人が書いても結局自社の人による曲提供だったりするんですよね。その点は、ジャニーズとかは上手いなと感じてます。ジャニーズだから書いてくれるというのも、確かにあるのでしょうけど。

 こうやって新曲の結果を知ると、なかなか新曲のタイトルなどが発表にならなかったのは、スタッフ側でさえ方向性を決めかねていて、カバーで行くか、つんく曲で行くかで意見がまとまらなかったのが原因ではないか?と疑ってしまうんですが。果たして娘。の今後は大丈夫なんでしょうか?
 ネガティブな気持ちは抑えて、「どんなアレンジなんだろうか?」とか、「どんなダンスになるんだろうか?」などと予想しながら楽しむのが良いのでしょうか。期待よりも不安が大きいのは、その先が見えないからでしょうか。
コメント
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