フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

女性限定イベントの先へ

2010-04-22 22:45:47 | ハロプロ(℃)
 ℃-uteの新曲が来週発売されますが、女性限定イベントがなくなってしまいました。今回は東京が渋谷のC.C.Lemonホール、名古屋がZepp Nagoyaで、東京は1日二回、名古屋は三回開催。
 いつもなら各回の一回目が女性限定だったのですが、今回は男女問わず応募出来ます。

 この事に対して自分はどう思っているかと言うと実は、「女性限定イベント無くすのは賛成」なのです。
 なんだ今まで女性限定イベントを評価しているとか言っていたじゃん!とツッコミをされそうですが、まあ話を聞いて下さい。

 ℃-uteがハロプロで初めて新曲イベントに女性限定イベントを採用したのは、2008年夏に発売された「江戸の手毬唄Ⅱ」の東京イベントの時の事でした。この女性限定イベントは好評となり、その後は大阪や名古屋のイベントでも採用されるようになりました。
 とても良い企画であり、女性ファンが多い℃-uteならではの企画でした。
 しかし、この女性限定イベントには当然男性は入場出来ないから、その回はCD複数買いがあまり期待できません。その結果として、℃-uteは女性限定イベントを行なう事によって売上を落としていきました。「名より実を取るというか、売上よりサービス」という事なのでしょう。勢いでは、ハロプロで一番CDが売れるグループになる可能性を秘めていた℃-uteですが、人気を計るバロメーターの一つであるシングル売上は減少傾向にあります。

 正直言うと、あまり売上が落ちていくのもイメージ的には好ましくない。だからと言って、今回の新曲みたく仕様を増やしたりするのはもっと好ましくない。売上は上がってほしいが、あまりに露骨でサービス精神に欠けたものはノーサンキュー。
 そういう状況の中、私はとりあえず女性限定イベントは止めて売上確保をしつつ、女性ファンへのサービスは次のステップに進むべきと考えていました。

 女性限定イベントの存在意義は簡単に言えば二つあります。
 一つはCDをたくさん買わなくても観に行ける。これは中高生ファンには有難い。
 もう一つは「男性と観なくて済む」という事です。
 これは隣や周りに体の大きな男性が居て、その男性が激しくノッたりしたら怖いなどを始めとした恐怖心理。身の安全を考えたら、隣には女性ファンが居てくれた方が安心という事です。
 実際、自分も以前ハロプロのあるグループのコンサートで経験した事なのですが、一緒に観ていた子の隣にいた男性ファンが周りを気にせず、「おまえはメンバーか?」と言いたくなるほど大きく手足を動かしながらフリコピをしていたのです。手足が当たりそうで怖い。振り回す手が邪魔でステージが見えにくいなど、隣が女性客であっても何ら気を使わず激しくフリコピする男性の姿は、ハッキリ言って迷惑でしかなかったです。

 こういう経験をしたり、或いはそういう話を聞いて不安が増したりして足が遠退いている女性ファンは少なくないと思います。

 だから「女性限定イベント」なのだ。それは良い事です。でも、℃-uteは女性限定イベントを始めてもうすぐ二年。次のステップに行く時期なのです。

 ℃-uteファンの中には℃-uteをまだ生で観た事がない人は少なくないハズだし、コンサートを観たいけれど観客が怖いから女性限定イベントにしか行った事がない人も結構いるのではないでしょうか。
 そういう人達のためにも、コンサートに「女性限定」を導入しましょう。
 と言っても、女性限定コンサートを開催してくれという実現性の低いものではありません。コンサートやイベントに「女性限定エリア」を作るのです。場所は前方の席が良いと思います。身長の問題が理由です。
 コンサートや選民イベントなら、前もって申込数で女性限定エリアの枠数を調整出来ます。あまりに多くなったら対処にも困りますが、そこは申込時に「女性限定エリアが一杯の時は通常エリアでも良いか?」という設問を設ければ良いと思います。

 そして、そろそろ新曲イベントは「握手無し」にしても良いと思います。握手無しにして、1日四回公演にする。大変ではありますが、握手がない分を活用する訳です。
 そして、握手は握手で別なイベントにする。CD1枚購入で参加出来て、内容はちょっとしたトークと握手のみ。いわゆるストアイベント。これをいくつかの地方都市で行なってみる。

 「握手会」と「イベント」を分けて区別化する。ハロプロの今のやり方は「握手にプレミアム感」があるものですが、ハロプロのコンセプトからいけば、あくまで「歌やダンス」が観られる方のイベントにプレミアム感がある方がハロプロらしいと思うのです。

 新曲の選民イベントの方は、コンサートと共に女性限定エリアを設け、コンサートとは違う企画ものイベントにする。FC会員向けソロイベントではカバーを歌ったりしていますが、そういうコーナーを取り入れてもいいし、ゲストがいても良い。

 いかがでしょうか?

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブログから見る同期の絆 | トップ | ハロショ渋谷本店でスマイレ... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良いと思います (きんや)
2010-04-23 01:10:08
理想は曲のみで勝負…ですが今の状況では厳しいでしょう。
無論、女性限定イベントも続けて欲しいです。
国民的アイドル時代は同姓からの人気が凄かったですからね。同姓からの人気獲得が今後の鍵になるでしょうしね。
完全に女性限定イベントを無くすって訳ではなく、あるパターンと無いパターンを要り混ぜて行って欲しいとのこと
握手会も同じで握手会だけだと新鮮味が失われ、有り難みも無くなります。
基本的にAKB48商法は反対ですがやらざる得ないなら数パターン作り、CDを買った者を満足させるようにして欲しいですね。
返信する
賛成(^O^)/ (GABU,)
2010-04-23 08:42:42
ご無沙汰をしております毎日チェックは、してます。
私も女性エリアを前方へ作るのは、賛成です。
今年も数回、イベントや
コンサートに参加しましたが、やはり小柄な女性は、可哀相だと感じてます。
自分の後ろに小柄な女性が居る時は、周りの了承を得て、積極的に代わる様にしています。
ヤッパリ楽しんで帰ってほしいし、また来てほしいですからね。
実は、去年のBuono
Zepp Tokyoで後ろから
前に十人位なだれ込み
モッシュを繰り返した
馬鹿が居て、女性が泣いて外に行くのを見てからなのです。
これは、マズイと思いましたね。
ライブハウスは、特に
女性には、危険度が上がります。
是非、専用エリア確保の実現を
男性が居ないと盛り上がらないのも事実ですからね。
それから、真野ちゃんの舞台、とても楽しかったです。二列目だったので弄られました。
もひとつ、
ジュンジュンの茶髪は、
ショックです。
もう一丁、
真野、バースデーイベント、三回目行きました。
内容、選曲、共に最高でした、二列目でした。
佐保あかり、注目度アップです。
では、また。
返信する
女性ファンに優しいハロプロであれ (アルファ@管理人)
2010-04-27 00:15:05
コメントありがとうございます。

>きんやさん
理想は確かに握手会に売上が左右されないのがベストです。以前は握手会は新人時代に少しやるだけというのがハロプロスタイルだったのですから。
しかし、時代の流れに逆らう事もないので、うまく握手会を展開していってほしいですね。今のやり方では、単なるコアヲタ集会です。メンバーだって、いつも同じ顔ぶれと握手するより、色んなファンと握手する方がやり甲斐がる事でしょうね。
握手会乱発とか、CDの仕様を増やすのは自分も反対です。向こうは向こう、こっちはこっち。質で勝負してほしいと思います。

>GABU,さん
お久しぶりです。おっしゃる通り、小柄な女性は大変です。だからと言って、ファミリー席へ行けというのは絶対違います。そういう方も楽しめる会場設定をしてほしいですね。
Vuono!でそんな事があったのですか。女性ファンが多いBuono!はライブハウスでやるのは私は反対です。確かに昨年夏の公演は楽しかったですが、やはりみんなが楽しめるものであってほしいです。残念ながら、マナーの自主性を求めるのは難しいですからね。
真野ちゃん、行きたかったです。最近の真野ちゃんの活動は充実していますよね。ブログを読んでいても、忙しい毎日の中、色んな体験で成長している事が感じられます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ハロプロ(℃)」カテゴリの最新記事