ガキさんと茉麻ちゃん

　公式携帯サイト「ポケットモーニング娘。」に載ってるツアー日記に、ガキさんと茉麻が一緒に写真に収まっているそうです。これは驚き。貴重なショット。
　というのも、茉麻は以前に「新垣さんは恐い」とコメントした事があるからです。そういえば、アテナ＆ロビケロッツの撮影の仕事の時も、楽屋で談笑していたなっきぃとちっさーが、ガキさんが楽屋に入ってきた瞬間に黙ってしまったというエピソードもありました。ベリキューメンバーに恐れられているのかガキさん？

　ガキさんはモーニング娘。に入る前は、ファンクラブに入りながらモーニング娘。を応援している女の子でした。中でもなっちが大好きなガキさんは横浜アリーナで行われたコンサートに足を運び、娘。メンバーのステージングに感動して憧れを深めていくのでした。
　モーニング娘。に憧れ、ハロプロを目映いほど輝く存在と見つめていたガキさんは、その時の想いを大切にして今はモーニング娘。を輝かせる側に回っています。先輩達が築いたハロプロの看板を守るため、今度は厳しく後輩に接していく…、ベリキューに恐がられているという話も、それを踏まえて考えていくと、良い話ではありませんか(涙)。

　そんなガキさんが、「この子はわかってくれるハズ！」と茉麻に目をつけ接近、そして親密になった。そんな妄想ストーリーを描き、二人のパーソナリティを振り返ってみると、何となく似ている点もあるような気がしてきました。それは、
　「エースでもセンターでもないけれど、グループの大事な柱と言える存在である」
という部分。そこです。


　アイドルグループというものは、人気があるエースタイプだけ集めてもダメです。役割分担というものが明確に位置付けられているグループが箱として魅力的であり、そしてエースと呼ばれる子も引き立つのです。
　そのために、グループの中で一歩下がった位置からみんなをまとめたり、引っ張ったり出来るような子、そういう子が必要不可欠なのです。まさに、娘。ならガキさん、ベリなら茉麻ではないですか。ガキさんも茉麻も今突然いなくなったら、グループが混乱にするに違いない。二人はグループの精神的支柱です。


　そんな二人が、実は楽屋で密かに仕事の悩みとか話し合っていたら？一歩下がっている者にしかわからない切実な悩みを語りあっているとしたら？　想像しただけで何だか愛おしくなるような光景です。
　真ん中でスポットライトを浴びるだけがアイドルではない。点に直接絡む動きではないけれど、中盤の底で精力的に動き回るボランチのように、今日もガキさんと茉麻ちゃんはグループのために汗を流しているのです。
　そんな事を思いながら、ワンダの楽屋での光景を妄想するのでした。きっと、エースはエース同士の悩みとかも話しているの
でしょう。ハロプロコンサートは成長と勉強の場でもあるのかもしれません。