~この記事は金曜日に書きました。つまりTIFを観る前に書いたものです~
私がテレビをあまり見なくなってからだいぶ経つ。見たい番組しか見ないので普段はテレビはインテリア。地上波デジタルに合わせての買い換えもしなかった。我が家はケーブルテレビによるデジタル放送を既に受信していたからで、あまり見ないものにお金を掛ける気にもなれず、そのままアナログテレビを使い続けている。
情報というものを得る手段として、今は多くの人がインターネットを利用している。情報が早いからだ。それはアイドルの世界に於いても変わらない。
今の時代、熱心にテレビを見ている人は限られてきたから、テレビを通じての大ブームというものも非常に狭いものになる訳だけれど、それでもまだまだ商売に結びつける事が出来る事はAKBが証明した。そして、もうそれが限界に来ている事もAKBが証明した。これは20世紀的なアイドルプロジェクトの最後の徒花なのかもしれない。
アイドルというジャンルは自分から情報を集め、自分で観たいもの、応援したいものを決めていく時代は既に始まっている。ハロプロがYouTubeを通じて新しいファンを獲得したように、名前を売っていく方法は変化しつつあるのだ。
そもそも、地方だと映らないとか、数週間遅れなんて事がたくさんあるテレビというメディアは、ネットを通じて世界にライブの模様を発信出来る現代に於いてはかなり欠陥のあるメディアではないか。
アイドルはネットサービスを通してだったり、或いはもっと身近に地域の活動に参加していくアイドルだったり、そういうテレビというフィルターを通さないアイドルが主流になり始めてきた。AKBグループ以外のアイドルはそういうアイドルばかりになってきた。今は売上面に於いてはAKB方式(テレビを使った宣伝で活動を伝えていくアイドル)が正解という事になるかもしれないけれど、時代に逆行したこのやり方はAKBレベルな資金力とバックボーンがあってこそ可能なやり方。スタンダードなものにはなりえない。
時代は変わった。もう、アイドルをテレビモニターで鑑賞しながら語るのは強い意味を持ち得ないと気づく時期なのかもしれない。あなたも私も。
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モモクロがなぜ大手なのに大きくお金をかけていかなかったのかを考えていくと、今の時代お金をかけてごり押しすると嘘くさくなるからとだと思います。
お金をかければかけるほど嘘くさくなってしまう。
モモクロがサブカルに積極的に近づいて成功したのもサブカルの方がお金の匂いがしないし真実を語ってくれそうなイメージがあるからだと思います。
AKBがブレイクに費やした年数よりモモクロのが短い年数でブレイク出来たのが象徴的だと思います。