TIFレポートの続きです。
バニラビーンズ
会場 HOT STAGE(Zeep Tokyo)
時間 15:20~15:50
太陽光線との闘いであるスマイルガーデンから一旦離れ、再びZeep Tokyoに行く。ゆりかもめの車内の冷房が心地良い。空も海も青い。
会場に入るとステージにはアフィリア:サーガが立っていた。彼女達も第一回目からの参加だが、第一回目の頃はまだ彼女達を知っている人も今ほどおらず、申し訳ないことに私もTIFで存在を知った。魔法使いという設定に「いかにも」な匂いを感じながらも、曲が結構好みだったので第一回目に観た地下系では一番好印象なグループだった。
プリンスホテルの宴会場に設けられたステージで、アキバ系をひとまとめみたいな扱いでライブをさせられていた。そんなあの日のステージの何倍も大きなZeepのステージに今は立ち、あの日の何倍もの人数の声援を受けている。これがアイドルという物語の醍醐味なのかもしれない。
ワタシ☆LOVEな☆オトメ! (TIF2010)
http://www.youtube.com/watch?v=PWcZAQxLhW4
あの日、宴会場で歌った曲からも何曲か披露して、しかも最後のほうの盛り上げ時にそれらの曲を歌った彼女達の心意気に大きな拍手が贈られた。
アイドルの曲というと盛り上がらなければいけない!なんて風潮がある。アイドル音楽って定義が一つではないクロスオーバーなジャンルなのに、そういう一元的なアプローチで楽しむのは勿体ない。
バニラビーンズが現れた。会場は思っていたより埋まっている。アフィリア目当てな観客の多くは退場したが、まだ結構な観客数が残っている。勿論、その中には次のグループを観るために入っている人も少なくないだろうけれど、多くの人が曲のリズムに合わせて手拍子を打ったり、ノッっている。そういう空気はステージ上のメンバーにも伝わってきたようで、トークでは低姿勢で「観客の多くは自分たち目当てではない」という切り口で話を進めていこうとするが、あえて「みんなバニラビーンズ目当てなの?」と客席に振る。結構大きなリアクションが起こる。私も手を上げたのでした。
バニラビーンズの音楽は少しずつアイドルヲタにも浸透してきている。バニラビーンズが歌っている歌が好きな人が年々増えていった結果、バニラビーンズもこうして大きなステージで大きな拍手を貰うまでの存在になっている。
ゆったりとした時間が流れる会場内に、シンプルな振り付けを真似る人もいれば、静かに体を動かす人もいる。騒ぐばかりがアイドルライブではない。ジャンルを越えたところにあるアイドル音楽というジャンルを再確認しながら、粋なひとときを過ごす。
バニラビーンズ / チョコミントフレーバータイム (MV)
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