あるドラマを早くも一回目を見ただけで見続ける事を諦めた。内容はまあそれはそれで良いし、映像も綺麗だけれど、今見たいのはそういうものではないよという心境。あくまでも個人的な思いだから、自分の態度が正論だとは思わないけれど。
先週、無料で観覧出来るというので、とあるアイドルグループを観に行った。最近はこういう無料観覧イベントが結構あるので有難い。
そのアイドルグループは以前に対バン形式のイベントで観た事があるのだけれど、楽しい楽曲を力一杯パフォーマンスするという印象を受けたのでイメージは悪くない。この日も楽しいひとときをヲタの方々は過ごせたのではないかなと思う。
ただ、個人的にとても気になったのは衣装だった。学校の制服をモチーフにした衣装で、それ自体はAKBのブレイク以降、アイドル界では主流とも言えるスタイルだから「可愛いね」という感想なのだけれど、上の丈が短いのがとても気になったのだった。曲調は明るいものが多いグループなので振付の動きも大きい。そういう「演出」もひとつのやり方として理解出来るけれど、複雑な想いでステージを見続けた一時間だった。
その夜、この日の目的であるアイドルライブを観た。とある事務所に所属するアイドルグループが勢揃いして行なったライブで、それぞれのグループが待ち味を発揮して楽しいものとなった。この事務所はライブは生歌にこだわっており、ダンスも動きの激しいものを積極的に取り入れている。立ち位置的には地下系という事になるのたろうけれど、なかなか見せてくれる人達が揃っている。
その中のとあるグループが制服衣装で出てきた。そのグループは観ている人に元気を与える事をコンセプトにしているから、曲調も振付も割と動きのあるものだ。しかし、昼間観たアイドルグループのように制服の丈は短くはなく、観ているこちらも歌やダンスに集中して楽しむ事が出来たのだった。
ハロプロもそうだけれど、露出の激しい衣装はアイドルにとっては珍しいものではないし、ハロプロのライブでの衣装も「そこまで見せなくてもいいのに」と思う衣装も少なくない。それでも、ハロプロを観ていてその露出度がとても気になるような事は今まであまりなかった。つまりが露出度が気になるという事はステージそのものに求心力が弱くて、観る側を惹きつけきれていないという事なのかなとも思う。
ステージに何かが足りないから衣装が気になってしまうのか? ステージが物足りない事は作り手側も承知しているから露出で釣るのか? ステージという単語はそのままドラマに置き換えると、前述の件とも相通じるものがあるではないか!
ステージもドラマも、アイドル界という場所はなかなか桃源郷には成り得ない難しい世界なのだなと思い複雑な気持ちになる。そんな事を考えているよりも素直に受け止めて楽しんだ者が正解なのかもしれないのはわかるけれど。
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