8/30、8/31と二日間に亘り渋谷C.C.Lemonホールにて行われた「アイドルユニットサマーフェスティバル」。8/31の公演に行ってきました。
出演者は、SKE48、スマイレージ、bump.y、ももいろクローバー(五十音順)。キャリアの若いユニットが集まったこのコンサートに、ハロプロからスマイレージが出演する。今まであまり他のアイドルと積極的に絡んで来なかったハロプロにとっては、これは新たな歴史の始まった1ページと言っても大げさではないのではないか?その瞬間を観たい。ももクロちゃんも出演するし、SKEも一度観てみたいと思っていました。桜庭ななみちゃんもこういう機会がなければ生で観る機会はなかなかなさそう。
8月最後の日、暑い日差しにため息をつきつつ、お台場から渋谷へ。
アイドルユニットサマーフェスティバル2010
会場前に着くと大勢のアイドル愛好家がいました。開演までまだ30分ほどありますが、既に賑やかです。
会場前にてグッズが売られていましたが(会場内ロビーでも売られていました)、合同グッズ的なものはなく、大会名のタオルや写真入りうちわくらいでした。他は各グループのグッズ。生写真やTシャツなど。あまり変わったグッズはないですが、スマイレージのエンブレムワッペンは人気でした。完売したそうです。
タオルとうちわ (高城れにちゃんブログより)
http://gree.jp/takagi_reni/blog/entry/489885052
17:30開場。自分の席は前方左寄り。つまり下手側ですが、周りはももクロTシャツを着た女の子やももクロの推しメンのカラーに合わせたサイリウムを持ったももクロヲタ、ヲタTを着たスマイレージヲタが多い。周りがみんなSKEヲタだったらどうしようか?MIXのタイミングとか叫ぶ言葉なんて知らないし(苦笑)と心配していただけに、とりあえず良かった。
ステージ上のスクリーンには、各グループの最新曲のPVが流れています。
18:00開演。主催であるニッポン放送から吉田アナウンサーが司会として登場。「昔、東京パフォーマンスドール(TPD)のファンでファンクラブにも入っていて、穴井夕子さんの追っかけもしていた」という吉田アナが、「ここからライブ中はずっと休憩はありません。準備はいいですか?」と客席を煽り、まずはトップバッターの「ももいろクローバー」の名前がステージ上のスクリーンに映し出されました。
ももいろクローバー
ももクロちゃんの現場でオープニング用に使われているサウンドエフェクトが響き渡る(アルバムが出る時はこれを一曲目に収録してほしい)。ステージに新曲の夏衣装なももクロちゃん登場。
「未来へススメ!」から始まり、会場は早くもノリノリ。振り付けを真似しやすい曲だけに、スマイレージヲタの人達の多くが踊りながら楽しんでいます。ももクロちゃんは今日も元気。
二曲目の「全力少女」が始まって間もなくに伴奏がストップするトラブルがあり、まあ音声もストップした訳ですが、すぐの復旧に慌てつつも対応するメンバーがなかなか頼もしかったです。こういうトラブルに即座に対応出来る事は大切です。
自己紹介タイムは、あかりんが「今日は私達の持ち時間が決められていて時間がないのよ」と砂時計を見せながらメンバーに手短にするよう促しました。前日はここでしおりんが駄々をこねたそうですが、この日は前日わざとゆっくり自己紹介をやったというあーりんが強行突破。「お肌のお手入れ~」を普通にやってしまったので、かなこも自分のは短いからといつも通りの自己紹介。出来る人は一緒にやってくださいと煽って開始。
「はちはちはちはち、でこっぱち~。茶畑のシンデレラと言えば?」
客席「かなこぉ~↑」
いつもと変わらないくらい「かなこぉ~↑」の声が響く。MJでこの自己紹介を見ているであろうスマイレージヲタも楽しそうに参加。
自己紹介から五曲、アップテンポなナンバーで飛ばすももクロちゃん。喋る時間よりダンスを見せたい。決められていた時間はきちんと守る。この辺りはももクロちゃんらしさ全開ではないでしょうか。
前日とは少しセットリストを変えてきたというももクロちゃんの締めのナンバーは勿論あれです。会場が熱くなっていく。「行くぜっ怪盗少女」の大サビ前の「ももクロMIX」というメンバー名を連呼してももいろクローバー!と叫ぶMIXも、「MIX慣れしているSKEヲタ」の力も加わったかの如く大きな声になり、ステージではメンバーが今日も最初から最後まで全力ダンス。リズミカルなももかダンス、アクションの大きいれにダンス、バネの利いたしおりんダンス、柔らかい動きのあーりんダンス、綺麗に動きをトレースするあかりんダンス、ジャンプに回転にダイナミックなかなこダンス。
みんなすごい汗でしたが、その汗がとても輝いていました。
8/31 セットリスト
未来へススメ!
全力少女
走れっ!
(MC)
words of the mind
believe
最強パレパレード
オレンジノート
行くぜっ! 怪盗少女
BARKS ~今回のももいろクローバーのステージ画像~
http://www.barks.jp/feature/?id=1000063844
~次回、bump.yとスマイレージ編に続く~
イチローです。まさに(笑)。
会場はホント、「ウチのパフォーマンスどうや?」という熱気がこもっていました。怪盗少女が終わりメンバーが引き上げたあとの、ももクロヲタの「我がチームの強さの顕示」に満ちた笑顔が印象的でした。
そして、スマイレージも負けじと「どうや?」と示し、その奮闘にももクロの応援に来ていた人達も一緒に乗っかって楽しんでいる姿がすばらしかったです。
ももクロちゃん以外にトップバッターは考えられないし予想通りでした。TIFの時のメインライブでもトップで歌っていました。
きっと彼女達はアイドル界の頂点に立っても、自ら選んでトップで歌わせてほしいという子達だと思います。アイドル界のイチローです。
残念なのは今週のヤンジャンのアイドル特集記事ではトップバッターではなかった事です(苦笑)。
生ももクロちゃんいかがでしたか?
ももクロちゃんが会場の雰囲気を一気に上げていく感じがよく伝わってきて、ライブを見るときに感じる、独特のオープニングの高まりを思い出しました。
こうやってアイドルの皆さんが、競演するということは、ファンにとって「うちのアイドルすごいでしょ!」と他のファンの方にアピールできるの場でもあるなあと思うのです。
そんな中でトップを努めるももクロちゃんは、やっぱり素敵です。
プレッシャーやトラブル、あったまってない会場・・・M1でもトップは大変というし、ある意味ハンデがかかる位置だと思っています。
それを努めるスペシャリストの心意気。
もしこれから有名になってしまって、とりを努められる大物アイドルになってしまっても、トップバッターの心意気は忘れないでほしいなあと思います。
気持ちは永遠のトップバッターで!