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ハロプロ新人公演 3月 キラメキの横浜レポート後編 ~ヒラメキのかにょん~ 

2008-03-30 19:38:40 | ライブ!2008

 ハロプロ新人公演~キラメキの横浜~レポート後編です。

 序盤のひとつの注目が今回2曲しかないソロ。歌に難ありなエッグメンバー達ですが、ソロでどこまで魅せられるか? まずは、前田憂佳による「私のすごい方法」。この前田ゆうかりんという子は、エッグの中では割と人気メンバーなんですが、歌はかなり不安定なのは先ほどの「きっと大丈夫~」な歌でわかりました。そして、そんな子に亜弥ちゃんの曲を歌わせるスタッフの狙いは?
 ハズシの美学というほど大げさではないけれど、「ロリ声」で歌われる「私のすごい方法」は、このボーカルこそが「ゆうかりんのすごい方法」というシャレになっているのかもしれない!と解釈しました。つんくさん合ってますかね?
 曲は一転、ちょっと渋く音楽ガッタス参加メンバーによる「恋占い通りにはならないわ」です。この曲初めて聴きましたが、音楽ガッタスのアルバム曲なのですね。まだ買っていなかったです。原曲もエッグメンバーによって歌われているそうですが、だからなのか自然に見えましたね。メンバーのボーカルに力みがなく、ダンスも良かったです。今日のステージで一番安心して見られた曲であり、一番格好良かった曲でした。
 そして、曲が終わりメンバーの踊りが続いている状態で、花音と吉川登場でWの佳曲「デコボコセブンティーン」。このノンストップな繋ぎ方にチョッピリ「ダンスサミット」とか思ってしまいました(古っ!)。何それ?という方は、ぐぐってみてください。
 さて、かにょんきっかのWですが、これが今日一番の収穫でした。やるな二人とも!福田花音という子は踊りもまずまずだし、舞台に出ている子だからか、あまり素人っぽさがない(これは良い意味です)。この曲でのパフォーマンスも普通に良かった。このくらいの出来なら、ハロコンのセットリストに入れても問題ないかも。
 そして、吉川友も今までと比べたら遙かに良かった。亀戸のデリバリーステーションのステージングとは別人でした。これなら、Milky Wayも大丈夫そうだ。

 MC挟んで次はもうひとつのソロ曲、オガサキによる「駅前の大ハプニング」。歌はまだ子供声で拙さもあるオガサキですが、パントマイム的にコミカルな振付で踊ったり、なかなか楽しいステージの出来る子でした。この子の堂々としたステージングは、新人公演第一回目から注目しています。マイマイともちょっと違う、達者なガキンチョ(笑)というキャラは興味深いところ。
 続いて、花音モリサキのっちまのえりという人気メンバーによる二期タンポポのラストナンバー「I&YOU&I&YOU&I」。MCでは「石川さんに笑顔の作り方をアドバイスされた(口元をニッとやるそうです)」と話していた、石川梨華チルドレン通称「梨華チル」のっちの歌い方が石川さんそのものだったのが泣けました。人選も二期タンポポのイメージそのもので、とても見映えが良かったです。
 続く「革命チックKISS」はカントリー娘。の(現時点での)ラストナンバーです。みうなヲタの自分は、この曲のカバーを複雑な思いで見つめていましたが、出来も複雑な思いでした(苦笑)。この辺りはヲタもダレてきたのか、トイレタイムするヲタも何人か出始め、こちらも落ち着いて観ていられなくなっていました。新人公演で毎度感じている、ヲタの緊張感の無さが今日も浮き彫りに。
 そんな状態でも、盛り上がりナンバーになるとお祭り状態になるのが新人公演。次の「ナビが壊れた王子様」では会場が盛り上がりました。出来は可もなく不可もなくといったところ。

 MCを挟んで、大所帯による「サマーれげぇ!レインボー」。人数多いと、なかなか個人が目立つのは難しいところですが、モリサキちゃんがちょっとブリッコ的な雰囲気で印象を残しました。まあ自分がモリサキちゃんばかり観ていたからでもありますが。
 続くは、音楽ガッタス参加メンバーによる「スクランブル」。この曲が大好きな自分は、ライブ中盤でのヲタの緊張感の無さにイラっときた事もイントロで吹っ飛び気分上々。相変わらず真野ちゃんがややいっぱいな感じでパフォーマンスしているのを微笑ましく見ながら、基本のっちばかり見ていました。ミラクルの卵を発掘しよう!とか、ソロデビューに向けて真野ちゃんのステージングを注目しよう!とか思っていた開演前の予定はどこへやらです。結局そんなテーマは、「推しメンバーが重要」なヲタ心に折れました(苦笑)。

 この後は全員登場して、「お先にすんずれい」を黄緑のカラー手袋を使ったダンスパフォーマンスを披露してくれました。これがなかなか良かった。手の動きとか綺麗に揃っていたし、動きも自然な感じでバタバタ感がなく楽しめました。
 手袋パフォーマンスを魅せた後は勢いで「友情 純情 oh青春」。ベリコンでも定番になりつつある上に、ハロコンとかでもやる曲なので、正直ちょっと飽きを感じつつある(苦笑)。よく観察出来なかったけど、桃子ヲタなモリサキちゃんはちゃんと桃子チックな動きが出来たのか?それだけが心配。

 ここでエンディングの挨拶を挟むのかと思ったら机が出て来て、タモさん役のまことによる「いいともテレフォンショッキング風コーナー」が始まる。一人目(月曜)は古川小夏。結構、ハキハキした子でイメージ変わった。歌よりも舞台に出してあげると伸びる子かもしれない。以下、担当メンバーとトークテーマの一覧です。

 月曜:古川小夏:英語に力を入れている高校に入ったので、英語を頑張りたい。
 火曜:吉川友:中学を卒業した。思い出は修学旅行で川下りをした事。
 水曜:小川紗季:この前、渋谷と原宿に行った。ハロショにも行った。
 木曜:福田花音:四月の舞台で共演させてもらう劇団大人の麦茶の方のテンションがとても高い。
 金曜:森咲樹:学校で苦手な科目は技術。得意な科目は英語と社会。

 最後は、「ここにいるぜぇ!」。娘。コンの娘。ヲタのハイテンションに比べると、ちょっとヲタのノリが違ったけど、ステージ上は大人数で賑やかでした。良い感じで盛り上がって大団円。

 最後に、ちょっとヲタについて書かせてください。楽しく読み終わりたい人は、読まずに飛ばしてくださってよいです。

 今までは「まったりした雰囲気の新人公演」という感じで、それはきっと一部の熱狂的な人を除いては、まだメンバーに強い思い入れを持って観に来ているヲタが少ないからだろうと思っていました。新人公演だから、それは無理もない事です。これから熱狂的なヲタを掴んでいく段階な子達ですから。
 しかし、今回は「まったりした雰囲気」は消え、物は飛ぶわ、曲によって立っている位置を移動するヲタはいるわで、一部では小競り合いもあったようです。昔のメロンやベリのスタンディングみたいになってしまったという声も聞かれます。ハッキリ言って、別な意味で今回も「メンバーに強い思い入れ」を持たないヲタがノリを支配していた訳です。
 昔のメロンやベリのスタンディングを生で観ている自分に言わせてもらえれば、昨日の雰囲気は「メンバーへの愛情の足りない人達」が多く入り込んだライブだったのではないでしょうか。メロンやベリの時とは観る側の思い入れ具合が違う気がします。同列に語るのは難しいです。
 今後も新人公演を続けていくなら、スタンディングは止めて椅子を用意するべき時期に来ているような気がしました。新人公演の目的は、ヲタが馴染み深い曲で暴れるためのイベントではなく、エッグメンバーの日頃のレッスンの成果を見せる場であるように思うのです。次回は6月、赤坂BLITZです。無事、楽しい公演になる事を願います。


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