~前回の続き~
空は青く、晴れ渡る空からは不思議と時々雨が落ちてくる。しかし、その量は微々たるもの。「ももクロの路上ライブは雨が降った事がないんです。今日も雨予報だったのに、ご覧の通りの空で」メンバーが晴れやかな笑顔で語るトークに、私は「スターへの階段を昇るものは強運の持ち主が多い」という事を思い出していたのでした。
前夜のアイドリング!!!の地上波二時間SPでテリー伊藤氏は「諦めないアイドル」がファンの心を掴むのだと説きました。
「加護ちゃんっているじゃない?タバコで事務所を首になって。でも、今あの子はね、あの子の場所で今頑張っているんだよ。みんながみんな華やかな場所で輝く訳ではない。でも色んな場所で頑張っているアイドルがいる」
「高校生や中学生がみんなAKBに憧れるかと言ったら、そういう訳でもないんだよ。華やかな場所で輝く子に感情移入を持てない子もたくさんいる。AKBが好きな人ばかりでなく、嫌いな人もたくさんいるんだよ。私はオタク系だからと思っているような子は輝いているAKBには憧れない。アイドリング!!!はそういうAKBにハマれない子達の憧れを目指したらどうかな?」
「アイドリング!!!が頑張っている姿を見て、あの子達が頑張っているから私も頑張ろう。そう思ってもらえるようなアイドルを目指すといいと思うよ」
(発言の要約なので言い回しなどは完全再現ではありません)
「番組は時々見てますよ。相撲とか見た。」というテリー氏は、ある程度わかっている上で、人と違うアイドルを目指せ、キラキラ輝いているだけがアイドルではない、諦めないで頑張っている姿を見せろと語りました。勿論プロは頑張っていますだけでは駄目で中身も要求される訳ですが、要するにキレイにまとまるな!泥臭く頑張れ!というエールは、単にアイドリング!!!だけに限らず、ももいろクローバーも、人気アイドルを目指す他のアイドル達も、そして何といってもハロプロが大切にしていかなければいけない部分であるように思われました。
アイドリング!!! 2時間SP 予告編
12:30の開演時間をやや遅れて始まったももクロちゃんのライブは14:00を過ぎたあたりでアンコールとなった。私はこのあと15:20から後楽園ラクーアで行われるアイドリング!!!ミニライブ二回目公演に行く事になっています。最後まで観るのは残念ながら無理になりました。
後楽園ラクーアに着くと、こちらも大勢の観客。ももクロちゃん同様、学生風な男の子からオジサマまで幅広い年齢層で賑わう観覧スペース。
アイドリング!!!メンバーは一曲目を歌い終わると、「今日は一人ずつの挨拶は無しでゲームをやりたいと思います」と、NGワードを言ったら後で罰ゲームというフリートークを始めた。チェック係は番組のAD。勿論NGワードはメンバーには知らされていません。
「植物の名前」とかありそうだと語るメンバーに、「そうしたら菊地亜美がNGワードじゃん」とボケる本人。笑う観客。
NGワードは三種類。何人もアウトになりそうな気配が漂います。それでも敢えてNGワードっぽい単語を混ぜて話すメンバーもいれば、必死にNGワードを言わないようシンプルな言葉を選んで話すメンバー。みんなそれぞれのやり方でフリートークを楽しみます。
そして、最後に結果発表となりました。一人はおそらく狙っていたのであろうメンバー(忍び寄るAV業界発言の人)。罰ゲームは、みんなに向かって一人で「アイラブユー」(新曲には各メンバーがアイラブユーと呟いているのが曲のバックに被せてある)をやるというもので、キャラに合わない思いきりなブリッコで「アイラブユー」をする忍び寄る発言メンバー。そして観客からお約束の拒否反応。
私も一緒にノリながら、色んな子がいるからグループアイドルは面白いのだと改めて思うのでした。ノリのいい観客にも乗せられて、イジられて嬉しいと言いたげな笑顔を見せるメンバー菊地亜美20歳。
ステージが終わり、握手会。人数が多いから流れが速いけど、メンバーはみんな笑顔で対応してくれる。だいぶ傾いてきた太陽がビルに隠れても、ステージは明るいままでした。少しずつ夜空になっていく空の下に輝くステージライト。輝きは色んな形があるのです。
ももいろクローバー「ピンキージョーンズ」Music Video (Web ver.)
アイドリング!!! [eve]
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そして、ももクロって意外に苦労していることを初めて知りました。(ももクロは最近勉強し始めたばかりなので)
正直言うと、そんなに苦労とかしているイメージないんですよ。事務所も結構大手だし。でもそれって本人たちが見せていないだけなのでしょうね。苦労をしているからこそ、ももクロのみんなはいつもキラキラとした笑顔で全力で歌い、踊っているんだろうなって思いました。
だからこそ、ももクロのみんなは
自分も番組を見ながらテリーさんの言葉を聞きながら、ああこれはハロプロのみんなにも当てはまるな、みんなにも聞いてほしい言葉だなと思いました。美女学にゲストで出て欲しいですね。
ももクロちゃん達はメジャーデビューまで時間かかったのです。去年の夏には1BOXの車で寝泊り移動しながら全国を回るキャンペーンしてました。
苦労している人ほど笑顔がステキですよね。これは身の回りの人々でもそうかと思います。本当の苦労をしている人ほど、その苦労は見せないも言えますよね。
ももクロちゃんの苦労が報われるブレイクがあると良いですね。
Perfumeも「諦めなかったアイドル」なんですよね。諦めていたら今の「奇跡」は起こらなかった思います。
やはりAKBを目指しているだけでは駄目だと思います。大人数でやっているグループはとかくAKBの亜流と思われやすいと思います。二番煎じは日本では認められません。
Perfumeがなぜ成功したか考えると「諦めなかったアイドル」であるのと同時に今までのアイドルと違う事をやっていたからだと思います。
今までブレイクしたアイドルを見ると皆個性や違いがあります。
キャンディーズ(正統派)ピンクレディー(奇抜系)、おにゃん子(素人系)ウインク(無表情系)、沖縄アクターズ勢(R&B/HipHopを取り入れたB系)、ハロプロ勢(ジャニーズに継ぐアイドル製造工場)、Perfume(今までのアイドルにない「ダンス」としての振り付け、声のオートチューン)、AKB(地下アイドル戦術の握手+専用劇場)・・・・
こう並べて見ると結構違いがあります。
秋元さんがプロデュースしているのでおにゃん子とAKBを同じに捉える人いますがかなり違っています。
最後に12/1に新生9nineの新曲Cross Overが発売されます。このメンバーにPerfumeあ~ちゃんの妹「ちゃあぽん」が居ます。活動が停滞したりメンバーチェンジしたり波乱もありましたが、ちゃあぽんも「諦めないアイドル」として頑張っています。皆さんよろしければ聴いて見て下さい。
やじゃり「あきらめない」という事は大事だと思いますね。よほどデビュー時から推されているアイドルではなければ、人気をつかむため気持ちを切らさないようにやっていかなければいけない。
こういう普段関わっていない方からの客観的意見はアイドルにとっても有意義だと思うので、どんどんお願いしたいです。