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ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

【過去記事を振り返る】 愛と愛 ~アイとメグミ~

2013-06-10 22:07:31 | ハロプロ(℃)

 <元記事URL>
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/0c601f5b6bddbf53c1a7b07f5149fdc6

 行ってきましたモーニング娘。ライブin武道館。大きな玉ねぎの下で繰り広げられた大乱舞の片鱗を綴ります。

 二週ほど前に仙台で今回のツアーは観ているので、客電が落ちた時は「さて、色じれからスタートだな」と余裕たっぷりだったのもつかの間、今回のライブはサプライズから幕開けとなった。そう、
「℃-uteの前座ショー」からこの日のライブは始まったのだった。

(℃-uteって何やねん?という人には、とりあえずググってもらうとして)もう前座なのにすでにピーク状態な自分(苦笑)。実は℃-uteが出てくる事 は友人情報で知っていたのだけれど、いきなり歌ったのが「行くZYX! FLY HIGH」とか反則です。ZYXと言っても、そこにはターミネーター桃子も、キャプテン清水も、ましてや四位ちゃんも居ない(これ重要)訳だが、そこにめ ぐ(村上愛)がいればZYXなのである。少なくとも自分にとっては…。一応フォローしておくと、この曲は梅さんの曲だと思ってますが。
その梅さん、めちゃ楽しそう。さすがリーダー(らしい)、存在感バッチリです。でもやはり、めぐの存在感は別格です。さすが世界の熊川にダンスを認められた子!動きのしなやかさが群を抜いている!
メドレーで展開する次の曲は「First Kiss」。あぁ!の最初にして最後?のシングルだ。あぁ!と言っても、そこにはセクシーオトナジャンみやびちゃんも、ヤンキー魂れいなも居ない(れいな はこの後出て来るが)訳だが、そこに愛理がいればあぁ!なのである。いや、やっぱりれいなは居て欲しいな。
 でも愛理は二年前この曲を堂々と歌いきっていた頃より、さらにパワーアップしていた。めぐも凄いが、愛理も凄い。ベリ℃-uteの中で一番将来性ある子なのかもしれない。
 三曲目はハッピー7。ハロプロ最年少萩原舞がど真ん中でコミカルに堂々と歌い踊る。すべてはそこに集約されていた。ちゃんと会場の心を掴んでいた恐るべし小学生。
 ラストはごっちんの「手を握って歩きたい」。見事大団円で終了。℃-ute凄いわ、前座でここまで盛り上げれば立派通り越してアッパレだ。めぐは存在感出しまくりで大満足。

 で、今のは前座だったんだよな?と現実に引き戻されながら、唐突にスクリーンにオープニング映像が流れる。正月のハロプロライブで℃-uteのメンバー が着てた制服を着た小春がスクリーンに映し出される。なんか間が悪いと思ったのは自分だけかな。気持ちの整理がつかないままに、一曲目は最新シングルとい うツアーの定番に則り「色っぽいじれったい」でスタート。
 娘。のステージが始まってから、自分の席がほとんど武道館の頂上に近い事をやっと痛感する。とにかく誰が誰なのか把握しづらい事このうえない。最近は 娘。もホールライブが主流で、自分もそれに慣れてしまった身。しかも、衣装が個別にデザインされたものではないから尚更わかりづらいのであった。
 このままでは今日は℃-uteが楽しかったで終わってしまう…まあ、それもアリかなと思う自分がそこに居たりするのだが、一応曲には反応してノってしま う。自然に体が動くというヤツだ。初聴だった新曲がピンと来なかったあたりは、正直もう大会場で娘。観るのはダメかもと思い始めたが、いつしか自分はあま りよく見えない筈のステージに引き込まれていった。

 仙台ではなぜか不調だったミキティも、今日は上機嫌でノリノリだ。いつもやる気It's easyな美貴ソロコーナーでも、今日は普段以上のパフォーマンスだった。れいなの客席への煽りも気合い入りまくりだし、亀井も実力以上のエナジーを出し ていた。何より、あの紺野が「涙が止まらない放課後」を完全に自分の世界にして歌い切っていたのには、歌というのは時に上手い下手を超越するものだと再認 識したほどだ。
 そして、この日一番心に残ったのは「初めてのロックコンサート」だった。この曲を出した三年前とは明らかに雰囲気が異なっていたはずの五期メンバーによる歌・ダンス。三年の月日の流れと、三年で娘。の状況があまりに変わっってしまった事…
 そんなセンチメンタル後ろ向きな思いはすべて、この曲を格好良く披露してくれた五期メンバー、特にマコ、愛さんによって流されていった。
 改めて高橋愛ってやるな!と思い、頼もしくも感じ、色々とネガティブな話も多い今の娘。の今後にも希望を見いだしながら、その後の「ミスムン」でいつも以上に凛々しいリーダー吉澤の姿に頼もしさを感じ、ライブ観戦は気持ち良く終わる事が出来たのだった。

 思えば、突然のアクシデントもあった春ツアーでも、新リーダー吉澤のキャプテンシーと、高橋愛の程良い存在感に救われたりしたが、今回もこの二人は輝い てた。そして、他の子達も自分なりのスタンスで成長している事を実感出来た。ミラクルとか言われちゃっている小春ちゃんもマイペースで楽しんでいるようで 嬉しく思えたり。
 来年の春ツアーが早くも楽しみになってきた。



 <2013年の追記>
 これは2005年9月に行なわれたモーニング娘。の日本武道館公演について書いたレポート。一応、モーニング娘。のコンサートについて記しているつもりなのだが、前座が℃-uteだったのでテンションが上がってしまい、結局「めぐはスゴイ」、「愛理はスゴイ」という事を一番言いたい内容になっております。
 今こうして改めて読み返すと、この頃はハロプロにとって転換期であったのだなと感じます。既に国民的な存在ではなくなり、来たるべくベリキュー時代の予感をそこはかとなく感じながら観ていたのだと思います。当時はまだ℃-uteはハロヲタ内でも浸透していなくて、会場も多少の戸惑いを隠しきれない雰囲気はありました。私もリーダーは梅さん?なんて書いているし、情報があまり多く入ってこない、いわゆる現場系アイドルであったと思います。その地下っぷりは、現在の研修生なんて比ではない事は確かで、それゆえに℃-uteがテレビよりもステージで活きるアイドルになってしまったのだとも今は思うのでした。
 余談になりますが、この記事は当ブログの第二回目の更新記事でした。当時はまだブログを書く事に慣れていなくて、それなりに苦戦しながら書いていた事を思い出します。


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2 コメント

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こんばんは (東工のはしくれ)
2013-06-15 02:49:33
自分は2009年からこちらのブログを読ませていただいてますが、それ以前の記事は読んでいないものも多いのでこの企画は嬉しいですね。最近は現場にいくことはなくなってしまったのですが、こちらのブログがとても楽しいのでハロプロの魅力を今でも感じていられるような気がします笑
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Unknown (アルファ@管理人)
2013-06-17 22:12:25
>東工のはしくれさん コメントありがとうございます。

いつもお読みいただきありがとうございます。読んでいない記事を読んでいただける。まさにそれが狙いなので楽しみと言ってもらえるのは嬉しいです。これからも宜しくお願いいたします。
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