4月26日(日)
初夏を思わせる陽気でした。
今日は日曜日、本来ならばお茶会で楽しい一日になるはずでしたが、早々と中止が決まってしまいました。
このところ、家の中で片づけをしたり、散歩をしたりといった日々ですが、今日は中止になったお茶会に思いを馳せて、「巣ごもり茶会」です。
床の間
床の間は、天龍寺の牧翁老大師の揮毫された「渓山幽意多」を掛けました。
今頃の山や谷は、芽吹きの時期を迎え萌え出る季節です。
花
花は、昨日の拙ブログに掲載した、踊子草と羅生門葛です。
友人の作った信楽焼の大徳利に生けて見ましたが、踊子草は頭が重く中々落ち着きません。
久し振りの草花でしたので少し手こずりましたが、先生の教の通り手早く生けました。
「いつまでも花を持っててはいけません」こんな声が聞こえて来そうでした。
点前座
夫婦二人、主となり客となっての「巣ごもり茶会」です。
久し振りにお茶の雰囲気を味わいました。
道具
有り合わせの道具を並べたものです。
4月に使う予定で出した水指ですが、一度も使って貰えずに仕舞わなければなりませんので、一度くらい使おうと思っておりました。
お菓子
お菓子は、「花車」という銘です。
ちょっと遅いようですが、4月の稽古に使う予定でお菓子屋さんがいつものように、持ってきてくれたお菓子です。
一服
藤の絵の茶碗です。
ゆっくりと味わいながら頂きました。
一週間に一度くらいのペースで「巣ごもり茶会」をやって見ようと思っておりますが、友人も、ご近所の方もお呼びできませんので、当分二人だけのお茶会になりそうです。