tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「巣ごもり茶会」は主となり客となって・・・

2020-04-26 18:16:32 | 巣ごもり日記

426日(日)

初夏を思わせる陽気でした。

今日は日曜日、本来ならばお茶会で楽しい一日になるはずでしたが、早々と中止が決まってしまいました。

このところ、家の中で片づけをしたり、散歩をしたりといった日々ですが、今日は中止になったお茶会に思いを馳せて、「巣ごもり茶会」です。

床の間

床の間は、天龍寺の牧翁老大師の揮毫された「渓山幽意多」を掛けました。

今頃の山や谷は、芽吹きの時期を迎え萌え出る季節です。

花は、昨日の拙ブログに掲載した、踊子草と羅生門葛です。

友人の作った信楽焼の大徳利に生けて見ましたが、踊子草は頭が重く中々落ち着きません。

久し振りの草花でしたので少し手こずりましたが、先生の教の通り手早く生けました。

「いつまでも花を持っててはいけません」こんな声が聞こえて来そうでした。

 

点前座

夫婦二人、主となり客となっての「巣ごもり茶会」です。

久し振りにお茶の雰囲気を味わいました。

道具

有り合わせの道具を並べたものです。

4月に使う予定で出した水指ですが、一度も使って貰えずに仕舞わなければなりませんので、一度くらい使おうと思っておりました。

お菓子

お菓子は、「花車」という銘です。

ちょっと遅いようですが、4月の稽古に使う予定でお菓子屋さんがいつものように、持ってきてくれたお菓子です。

一服

藤の絵の茶碗です。

ゆっくりと味わいながら頂きました。

一週間に一度くらいのペースで「巣ごもり茶会」をやって見ようと思っておりますが、友人も、ご近所の方もお呼びできませんので、当分二人だけのお茶会になりそうです。

 

コメント (4)
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