初釜では、干支ものをよく使いますが、
今年はとりわけ、
年女のY先生が私物を多く持ち出してくださり、
お猿さんたちで賑わいました。
まず、玄関でお客さまをお迎え。
お花は、フラワーアレンジメントの先生でもあるOさんが仕上げてくれました。
お茶室の床の間のお香合は「見ざる、聞かざる、言わざる」。
敷かれている古帛紗もお猿さん柄です。
そういえば、お濃茶の席の出し袱紗もお猿さんでしたが、
ごめんなさい、撮影し忘れてました。
今年の人気者は、このお茶碗でしたね。
もう一つ。お猿さんの三番叟です。
そして、おそらく、お客様のどなたの目にも
ふれることがなかったのは、蓋置。
申年には、厄や病が去るといういわれもあります。
今年一年もつつがなく過ごせますように。
次回は、インドサリーの生地で仕立てられたお着物を紹介します。
びっくりぽんですよ。
(S・K)