なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

2022年6月16日のお稽古

2022年06月19日 | 今週のお稽古日記

蒸し暑くなってきた今日この頃、

夏のお点前である「絞り茶巾」をお稽古しました。

通常、茶巾は裏のお水屋で絞り、畳んで

お茶碗の中に仕込んで運び出しますが、

絞り茶巾は、お客の前で絞って畳むお点前です。

その間にお湯で温められたお茶碗が少し冷めます。

(これとは逆に、お茶碗を温めるために絞り茶巾をするという

 冬の絞り茶巾のお点前があることを初めて知りました)

 

6月30日は夏越の祓ということで、今週の主菓子は「水無月」(福壽堂秀信御製)。

「夏越の祓」とは、この半年間の穢れを落とし、あと半年の無病息災を祈願する神事。

京都では、この日に和菓子の「水無月」をいただくならわしがあります。

(最近では、結構一般的になってきましたが)

 

ちなみに「水無月」のいわれは・・・

旧暦の6月1日は氷の節句。室町時代の宮中では、冬から氷室で保管していた氷で暑気払いをしていました。しかし、氷は庶民には大変貴重なもの。そこで形を似せた甘いお菓子で、息災を祈願したのが「水無月」です。ういろうの上に乗せた小豆には悪魔や邪気を祓う意味合いがあり、今でも夏越の祓には欠かせない和菓子です。(京都観光オフィシャルサイトから)

 

梅雨に入り、蒸し蒸しした日が続きます。

ご自愛ください。

教室は次回、7月14日(木)クレオ大阪中央です。

 

(S・K)

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