10月。風炉のお稽古は今月までということで、
大板を使ってのお点前をお稽古しました。
主菓子は鶴屋八幡御製の「うさぎ」。
10月18日が「十三夜」ということで、「うさぎ」でしょうか。
十三夜は、十五夜に次いでお月さまの美しい夜だということで
いにしえ人は、この日の月も愛でたんですね。
子どもの頃は「ひよこまんじゅう」など、こういうかわいいお菓子は
頭からかぶりつくか、お尻からかじるか、悩んだものですが、
お茶室ではもちろん、そのまま丸かじりしません(笑)。
こうした薯蕷饅頭はお菓子切りを使わず、手で割っていただいていいのです。
割ってみれば、黄身餡でした。
お干菓子には、青木光悦堂御製の「生姜せんべい」。
次回のお稽古は続いて来週、21日。
ドーンセンターです。
(S・K)
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