TPP問題は、自民党内でも賛否両論があるし、経団連は賛成、JA全中は反対していました。<o:p></o:p>
安部総理がオバマ大統領との首脳会談で、TPPの交渉参加について、「聖域なき関税撤廃が前提でないことが明らかになった」と発表しました。<o:p></o:p>
しかし、これを受けて、JA全中の萬歳章会長は昨日、日米首脳会談後のTPPに関する共同声明について、「『聖域なき関税撤廃』を前提にしたものとしか理解できない。日本の農産品について関税撤廃対象から除外することを確認したわけではない」とする談話を発表しました。<o:p></o:p>
JA全中のリーダーたる者が、安部総理に異を唱えるであれば、TPOをわきまえた発言をすべきではないかと思います。<o:p></o:p>
関税は、米が778%、小麦が250%、車が2.5%、テレビが5%。米や小麦の関税の高さは驚くほどである。私たちにとっては品質の高い農産物を安く食べられことが望ましい。アメリカ人にとっても同じことが言えます。例えば、青森の美味しいりんごをもっと海外に輸出できるチャンスが生まれます。
TPP問題の行方を注視していきたいと思います。