さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

いろいろなもの嬉しくて歩む老い

2012-05-06 | 日記


庭のボケの花がさきました。ボケじじの思いもいろいろあるんですよ。ほんのりと美しい花の咲くときも・・・独りで野道を歩くときにも・・



二人で老いの時を楽しむ時もあれば・・・



 ワンちゃん大好きなじじは、ワンちゃんに会うと心が弾むんです。この前2頭の秋田犬に会いました。大きい方のワンちゃんがじじの肩に足をかけて顔にチュウしてくれました。嬉しかったです。可愛かったです。



 珍しい、野草の花を見るときもやっぱり心が躍ります。
 すぐ近くのラーメン屋の入り口の草地でアズマイチゲの花を見つけたときも・・・心が躍りました。だって、奥深い山麓の落葉広葉樹林帯で春に先立て咲く可憐なこの花が、どうしてこんな場所にと驚いたのです。かつて山狭の小さな村に育ったじじにはとっても懐かしい花なんですよ。



 この地方ではあまり見かけないキバナノアマナの黄金色の花を見つけた時はカメラを構える心がふるえました。北海道にたくさん咲いているんだそうです。そういえば18歳の私は学徒動員で十勝の大樹村に援農作業にいっていました。早春の野にスズランな花が美しくて、道産子の裸馬にのってやってくるぴちぴちした若い娘さんがまぶしかったです。



 これは何でもないおいしそうな笹巻きですけど、今はなき旧友の奥様がうちのばばと親しくてくださったものです。でもばばとお話しなさってる声を聞きながらじじの心は明るく嬉しくなるんですよ・・なぜなんでしょうね。



 残雪の飯豊山が輝く晩春の会津です。じじの晩春も輝いています。カメラに標準望遠ズームレンズをつけると重いですけど、マクロももって今日も出かけましょうか。