歳老いてすっかりご無沙汰してますけど
心懐かしい街のおうみや書店さんです

若い頃は一日一度は訪れて書籍の列を眺め、店を訪れている友人や先輩の方々と言葉を交わしたお店なんですよ。
私たちの町にはかつて3軒の本屋さんがあってそれぞれに賑わっていたんですけど2軒は店を閉じてしまい街通りの書店はこのおうみや書店さん1軒だけになりました。
今私たちの町には大型の書籍販売とCDとDVDのレンタルで賑わっているTSUTAYAがあります。
また私などは書籍の購入はもっぱらネットでAmazonに発注します。送料も必要なく古書まで検索して簡単に手に入りますから便利です。時代の流れは街通りの個人経営の書店の経営を難しくしているんですね。
それなのにこのおうみや書店さんがしっかりと営業を続けていらっしゃるのはこの書店さんが町の文化活動の拠点、文化活動のセンターになっているからなんだと私は思います。これは私がいつもいろんなところで参考につかったり楽しんだりしでいる書籍の一部です。みんなこの書店さんがなんらかにかかわっている書籍なんです。編纂発行にかかわっていたり、発売にかかわっていたりしている書籍なんです。

私のように老いてしまってもう書店さんを訪問することのなくなったものは別として、町の文化活動に携わっていらっしゃる皆さんはこの書店さんとなんらかの形で関係をお持ちなんでしょうし、また書店のご主人さんもそういう方々と深いつながりをお持ちなんだと思います。
もうすっかりご無沙汰してしまっている私から言うのもおかしいですいけど、このおうみや書店さんが町の文化活動の拠点のひとつとしていつまでも生き生きと営業なさることを願ってやまない私なんです。