さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

なんというチョウ 綺麗な蝶が花に舞っていた

2014-09-19 | 日記
 昨日の散歩嬉しかったんですよ。
 秋晴れの空の下にいろんな綺麗な花が、そして綺麗なチョウが舞っていました。そっと足音をしのばせて夢中でチョウを追いました。

 はてキアゲハなんだろうか?、でもなんだか色が薄い、それともナミアゲハなんだろうか?。前に会津マッチャンさんに教えてもらった記憶があるんだけれども、ボケ爺いの悲しさ綺麗に忘れてしまいました。

 まっ、いいか綺麗なチョウが撮れたんだから。






待てど暮らせど来ぬ人を

2014-09-18 | 日記
宵待草のやるせなさ・・



 今日散歩していたら道脇にマツヨイグサの花が綺麗に咲いていたのを見つけました。嬉しくてレンズを向けながらこの歌を心で歌いながらシャッターを切りました。

 大正浪漫を代表する画家そして詩人の竹久夢二の叙情歌ですね。大正時代生まれの爺いには心にしみ入る歌なんです。

 美しい人が宵待草の咲いている窓辺で思うあの人を待っているんですね。大正時代の宵待草は初秋の宵かすかにものの見える薄明かりの中でポットかすかな音を立てて開くんですよね。大正時代の宵待草は美しいです。

 でも、あれっ・・と思ったんですよ。平成のマツヨイグサは燦々と輝く太陽の光の中で咲いていて美しいんです。

 ああそうだ、平成の女の人はかすかな薄明かりの中で咲くマツヨイグサを眺めながらやるせない思いで思う人を待つなんてことしませんよね。平成の女の人は明るくって、しっかりと自己主張ができて、魅力的で美しいんです。

 平成の時代は、美しいあの人のことを思ってやるせないのは草食系の男性かもしれません。そういえば大正生まれの爺いも若かったころ「待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ」とあの美しい人のことを思って一生懸命歌っても誰も振り向いてはくれませんでした。それはそれはさみしく悲しい思い出でなんですよ。涙です。

 詩の中では宵待草と詠まれていますけど正しい呼び名はマツヨイグサなんだそうですね。私は子供の頃は月見草と言っていました。

老い独り歩みゆく野に

2014-09-17 | 日記
野菊の花が咲いていました


 「野菊の如き君なりき」美しい言葉ですね。

 私は伊藤左千夫の「野菊の墓」も読んでいませんし、映画「野菊の如き君なりき」も見ていません。でも秋の野に咲く野菊の花を見るとこの言葉と一緒に少年の頃の美しい、本当に澄んだ美しい思い出がよみがえってくるのです。

 もちろん私独りの心の中にだけある誰も知らない秘やかな思い出なんですけども。 

祭り囃子に浮かれ夢中で祭りを撮りました

2014-09-16 | 日記




 嬉しくて楽しくてちょっと涙ぐんだりして撮った会津坂下の祭りです。小さな町の小さな祭りかも知れませんけど・・・
  
(大阪岸和田のだんじり祭りをNHKで見たばかりですので)


 私達の町には越後街道の宿場町として栄えた伝統が生きているんです。祭り囃子の太鼓と笛そして太鼓台や仮装山車を牽く子供たちの「やっこやれやれ」の元気な声を聞くと心が躍って思わず涙が浮かんだりするのです。


 町の14の町内会からそれぞれ自慢の太鼓台と仮装山車が祭り太鼓のお囃子にのって街通りを練り歩くのです


 中にはこんなにささやかな人数で大きな太鼓台と仮装山車を牽く行列もあるんです。でも心の通い合う温かな祭りを楽しむ姿が嬉しいですね


 太鼓台には町内の可愛い子供たちが乗るんです。お父様に抱かれた可愛い女の子、そして寄り添って歩く幸せそうなお母さん。楽しいお祭りの姿です


 祭り太鼓は街伝統の響きなんですね


 
そして笛のお囃子です


 それぞれの町内会では秋祭りのために何ヶ月もかけて自慢の仮装山車を作り街を巡行させるのです




 
 
仮装山車に乗る可愛い女の子です


 賑やかな祭りの町の出店の賑わいです。でも昔と違ってプライバシーの侵害なぞと叱られする恐れがありますから注意しなければなりません。昔はブログに私が写っていたと喜ぶ人が多かったんですけどね


 よぼよぼの老いぼれ爺いが重い一眼デジをもって年甲斐もなくかけずりまわってる姿にさんたろうさんですか声をかけてくださった方もありました。嬉しかったです。帰りにばばちゃんに焼きぞば買って二人で食べました。めちゃくちゃに撮った写真をテレビで見ながら爺いが解説しました。来年もまた懲りずに祭りを撮りますぞ・・神様がお許しになるならばなんですけども・・・

 猿田彦の神さん恐いです 諏訪神社の御神輿渡御の秋祭り

2014-09-15 | 日記
 私達の町の祭りは、御神輿わっしょいではなくって、猿田彦の神さんの先導で厳かな隊列で進む御輿の渡御で秋祭りは始まるんです。


 今年は平成21年に放火で消失した社殿が美事に再建されて今までテント中での神事そして仮宮からの御輿渡御だったのが本殿で神事がおこなわれ、本殿から御輿渡御が出立できるようになっていて嬉しいんです。


 1時間近い長い祈願の神事が終わって 撮った稚児社参の記念写真です。原スタジオさんのセッテングの盗み撮りです。原スタジオさんごめんなさい。


 「お母さん、私1時間近い長いお祈りをお行儀よくして疲れたけど嬉しいです」と可愛い稚児さんの笑顔です。「この冠重いんだもの、私疲れた」「そうかそうかよくお行儀よくしていたねお利口ちゃん」稚児さんとお父さんの声が聞こえるようです。お母さんと稚児さんの語らいの姿も見えてます


 記念写真を撮りましょうね。「はい笑顔でチーズ」お友達の稚児さんとお母さんでしょうか



 お二人揃った可愛い二人の稚児さんが大人気です。カメラマンさんたち大勢興奮しています。このシャッターで展覧会入賞間違いなし。もう私などの老人の出る隙はありませんでした。


 私は稚児行列と御輿渡御が終わって深い思いがありました。実は私は平成15年からずっとこの行事に参加させて頂いているんです。平成15年の記念写真です。


 その頃は稚児さん、保護者、カメラマンさん、一般参加の方々で諏訪神社の境内は熱気に溢れた人々でいっぱいでした。でも今年は稚児さんは5人、カメラマンは原スタジオさんのほか青い腕章をつけた方3人くらい、そのほか数人静かでした。

 時代は移るんですね。昨年は雨の中で人数は分かりませんけど写真を見ると今年よりは大勢だったような気がします。