小泉八雲の肖像画発見

実は先般ご紹介しましたこの絵は、私の家の私の部屋にあるのです。その間の経緯は省略します。
この作品の肖像画は誰が描いたのか今のところ分かりません。ただ、書き流しではないきちんとした筆遣いで細かく描いてあるので、この画家は八雲に相当の思いいれがあると思われます。八雲と同時代の人かもっと後の人かということも私では分かりません。
その理由は、署名、赤落ともに私は判読できないからです。「無水」と署名し、「串川か串水」と印鑑を押した感じです。これは全く違うかも知れません。
よく分かるのは落款の右上に「小泉八雲千鳥城を見る」と達者な字で書いてあることです。なるほど、宍道湖と嫁が島を背景に松江大橋の夕景に佇む八雲の視線ははるかな松江城あたりに向けられているようです。
また「千鳥城」と呼ぶのは、あの「白鷺城」とは違い、地元のお方ではないのかという気がします。そうすると島根にはそんなに画家が数多いわけではありませんので、名前が特定しやすい気がします。
小泉八雲記念館に問い合わせたところ子どもさんが描いたものが2作と外国の画家が描いたものが複数あるそうで、その作品を集めて展示したことがあるそうです。
縦横70cmくらいの色紙に岩彩で描いてあると思われます。水彩とかグワッシュなどかもしれません。その点も専門家に調べていただきたいと思っています。
分かり次第お知らせいたします。


実は先般ご紹介しましたこの絵は、私の家の私の部屋にあるのです。その間の経緯は省略します。
この作品の肖像画は誰が描いたのか今のところ分かりません。ただ、書き流しではないきちんとした筆遣いで細かく描いてあるので、この画家は八雲に相当の思いいれがあると思われます。八雲と同時代の人かもっと後の人かということも私では分かりません。
その理由は、署名、赤落ともに私は判読できないからです。「無水」と署名し、「串川か串水」と印鑑を押した感じです。これは全く違うかも知れません。
よく分かるのは落款の右上に「小泉八雲千鳥城を見る」と達者な字で書いてあることです。なるほど、宍道湖と嫁が島を背景に松江大橋の夕景に佇む八雲の視線ははるかな松江城あたりに向けられているようです。
また「千鳥城」と呼ぶのは、あの「白鷺城」とは違い、地元のお方ではないのかという気がします。そうすると島根にはそんなに画家が数多いわけではありませんので、名前が特定しやすい気がします。
小泉八雲記念館に問い合わせたところ子どもさんが描いたものが2作と外国の画家が描いたものが複数あるそうで、その作品を集めて展示したことがあるそうです。
縦横70cmくらいの色紙に岩彩で描いてあると思われます。水彩とかグワッシュなどかもしれません。その点も専門家に調べていただきたいと思っています。
分かり次第お知らせいたします。
