古書店って何か趣があるというか妙に妖しげな雰囲気があって良いですよね。
そして見目麗しい女性が古書店を経営し、その女性がビブリオマニアと来れば万々歳です。
現実はそんなに甘くありませんが、せめて小説の中くらいは夢を見させてもらいましょう(^^;)
小説の仕立ては「ロッキングチェア・ディテクティブ」ものです。
(安楽椅子探偵という言葉からすると「アームチェア」と言う方が正しいのかもしれませんが、私は「「ロッキングチェア」と呼ぶ方が好きなので敢えてこっちでw)
この小説を読んでいて、栞子さんの描写を読む度に思い出したのが「読子・リードマン」でした。
だって、黒髪ロングで眼鏡をかけてて巨乳さんで本の虫と来れば、R.O.Dを読んだ事のある人なら読子とダブっても仕方ないですよね(^^;)
読子が紙使いでなく普通の人だったら・・・、違う人生を歩んでいたら・・・、あるいは栞子さんのような感じになっていたかもしれません。