小学生を主人公に据えた推理小説でしたが、
今月初めに読んだものとは全然ちがって面白く読めました。
最後まで「オカルト」か「人の手による犯罪」かを判らせないブラフの掛け方が、話を盛り上げてくれました。
ただ、小学生だからといって、住居不法侵入はダメだぞ(^^;)
こんな人間味のない話を読んだのは初めてだ。
推理オタクが自らの推理を滔々と語るだけで何の面白みもない。
人間の「死」というものと、それに付随する「感情」というものがすべて抜け落ちている。
読み進めるほどに胸糞が悪くなる。
この作者の本を二度と読む気はない。