原型の芯材用に使えそうなエポパテを見つけた~
「因幡電工 プラシール エポキシパテ(2成分タイプ) 500g EP-178」Amazonで送料込み1706円でした。
購入前にどんな材料かという事と地元での小売販売店を知るためにメーカーさんに問い合わせてみました。
元々の使用目的は、室外機の台座を置くのに、台座と床面の隙間にこのパテを挟んで隙間を埋めるためにある商品だそうです。
まさか原型の造形に使われるとは思ってもないだろうなw
そして、ウチの地元ではメーカーの営業所はあるのに販売してる小売店はないそうです(^_^;)
余程特殊な商品なのか、あまり売れない商品なのか? どちらにしろ困ったもんです。
で、仕方なく送料を負担して通販で買いました。まぁ、買えるだけ有難いか・・・w
グラム単価が、いつも使ってるWAVE軽量エポパテの29%! ダイソーの万能エポキシパテと比べても50%!!です(^_^;)
使用感は・・・
材料自体はWAVE軽量エポパテに比べると、遥かに柔らかいです。
ちょっとネバつくくらいに柔らかくて、練り合わせた後も同じような感じなので、他のエポパテと同様に硬化前の段階で単体での成形には向きません。
折角成形しても重力に負けてふにゃっとなります。
立体的に盛り付けたい時は、プラ棒やこのパテをあらかじめ丸棒状態に成形したものを芯にして盛っていけば良さそうです。
平面に置いて成形して硬化させる分には問題ないです。
基本的にはエポキシパテなので、WAVE軽量エポパテやセメダインエポキシパテ木部用とハンドリングは大きく違いませんね。
今回は棒状に延ばしただけなので、練り合わせてから作業が可能な時間がどの位あるのか判らなかったので、そこら辺は追々試してみる事にします。
硬化時間は、室温25℃位で2時間硬化させても完全硬化しませんでした。
さらに温蔵庫で1時間暖めてみると完全硬化しました。
硬化時間はWAVEのものより遅いんだな・・・、セメダインのものに近い感じかな?
硬化後の硬さは、カッターで削るにはちょっと硬いかなという感じでした。ただ、刃が掛からない程には硬くないので刃物による切削は可能です。
サンドペーパー作業は他のエポパテ並みで、嫌な目詰まりや粘つきなどの目立った問題はなく、サンディング面の肌理も結構細かいです。
現状の私の使い方からすれば、これを心材にして使い慣れたWAVE軽量エポパテを上から被せてモデリングするのが良いかもしれません。
上手く使えばこの材料だけで原型製作が可能になるかもしれません。
とりあえず、安価な材料が手に入ったので良しとしましょう(^_^)/