あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 亀ヶ首&情島、日帰りツーリング

2008年03月08日 | 旅するシーカヤック
2008年3月8日(土)

今日は朝から快晴。 せっかくなのでキャプツーリングといきたいところだが、夜は家族と過ごす大事な予定が入っているので、日帰りツーリングに出掛けることとした。

***



シーカヤックを浜に下ろし、荷物をパッキング。 とは言っても日帰りツーリングなので、安全装備と水、お昼ご飯の食材、そしてトランギアのストームクッカー。 最小限の荷物。
風もなく、海は穏やか。 最高のツーリング日和である。

***

今日の目的地は、『亀ヶ首』 ここは戦争中には砲弾の試射場があった場所であり、今でも当時の建物や施設の残骸が残っている。
ここを訪れるのは、久し振りだ。

今日はたっぷりと時間があるので、ちょっとだけ遠回りして、情島の外側を通っていくルートを選択。
春の穏やかな瀬戸内海。 ポカポカと暖かい日差しを浴びながら、快適なパドリング。

情島の東岸を南下し、南端の岬へ。 ここでフネを停め、コックピットから水筒を取り出し、暖かい紅茶を飲む。
紅茶をすすりつつ、島の浜や林を観察し、瀬戸内の海を眺め、しばしの休憩。

さて、そろそろ行くか! そこから一直線に『亀ヶ首』を目指す。



***

まだ若干潮が動いており、ここでは逆潮。 少しパドリングは重いが、ちょうど良い肩慣らしだ。
お気に入りのアークティックウインドで、一漕ぎ一漕ぎしっかりとキャッチの感触を確かめつつ、横断隊ペースで漕ぎ進む。

***

亀が首の湾内の浜に到着。 シーカヤックを引き揚げ、少し歩いてみた。





以前来た時は、草も刈ってあり、案内板もいくつも立っていたのだが、さすがに今の季節は地元の方も手入れをされていないようで、草が伸び放題。 火薬庫跡や、食事をした場所の跡などを見学したが、あまり奥には入ることができず、浜に戻る。

***

ストームクッカーを取り出し、お湯を沸かす。 今日のお昼ご飯は、うどん。



いつもお世話になっている、『リューオー食品のうどん』 今日は、これにインスタントの豚汁を加えて、豚汁うどん。
こうすると、具沢山になるうえ、味噌で体が温まり、この時期のツーリングにぴったりだ。

うどんを食べ終わると、再びお湯を沸かし、コーヒーをいれる。 春の瀬戸内を眺めつつ、コーヒーを啜る。

***

結局、1時間ほど浜でのんびりと過ごし、再び出発。



快調に漕ぎ進み、情島を越える。 ここから少し、南風が出て来た。 うん、良いタイミングで戻って来たようだ。
無事、出発した浜に到着。

快晴の空の下、春の穏やかな瀬戸内を堪能した、のんびりまったり日帰りツーリング。
でもやっぱり、キャンプツーリングに行きたいなあ!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする