2009年10月17日(土) この週末は、カヤック仲間であり、人生の師匠でもあるGoさんからのお誘いで、地元の海でのキャンプツーリングを企画した。 今回のメンバーは、Goさん、レ隊長さん、ミサちゃん、クマちゃん、そして私の計5人。
ニヤックとポイント5の2艇を積んだアテンザワゴンで集合場所に行き、挨拶を交わす。 ミサちゃんの顔に見覚えが。。。
『前にどっかで会いましたっけ?』 『ホクレアが広島に来た時に。 その時にカヤックの話も聞きましたよ』 『そうだっけ。 それで見覚えがあるんだ』 いやあ、やっぱりカヤックの世界は狭い。
***
出艇場所に移動。 今回は、ミサちゃん&クマちゃんが、速いスピードや荒れた状況でどれくらい漕げるものか試してみたいとのリクエストを聞いていた。
準備が終わると集まり、最新の天気予報の情報を伝え、海図を見ながらルートを説明。
『昼から風が出る予報だけど、このルートなら帰路は追い風追い波。 まあ、タンデム艇だし大丈夫。 たっぷり楽しみましょう!』 今日は午後から6m/s程度の南西風が吹く予想だったので、のんびりまったりツーリングなら選ばないルートをあえて選択。
『さあ、行きますか!』
最高の晴天、まだ風もなく最高のツーリング日和。 でも、高速巡航を、というリクエストだったので、あえて約6km先にある岬までは、写真も撮らず、会話もせず、休憩無しで黙々と横断隊モードで漕ぎ進む。
時折後ろを振り返って確認するが、しっかりとついてきている。 リバーカヤッカーとシーカヤッカーの組み合わせで女性二人のタンデム艇、いやあ大したものだ。
予定していた岬のところまで、7~8km/hの巡航速度で休憩無しで約45分。 そこでようやくパドルを止めて、休憩。
『どう? 巡航速度はあんな感じ。 でも凄いねえ、ちゃんとついて来てたじゃない』 『せっかくやから、ここからはゆっくりとツーリングを楽しもうや。 ここまで来たら景色もええやろ。 こっから先には、わしの”なんちゃってプライベートビーチ”がえっとあるんよ。 じゃあ、まずはあの島を回ってみようか』
グルリと島を回り、大きな浜に上陸して休憩。 『少し早いですけど、ここで昼休憩にしましょう』
Goさんご自慢の焚き火台をセットし、みんなで流木を集め、火を熾すとお昼ご飯の準備開始。 ここからは、”流れ板”のGoさんの独壇場である。
ダッチオーブンにハーブを入れて皮付き豚と野菜を蒸し、溶岩プレートでステーキ肉と豚肉を焼く。
ここで、Goさんが『実は今日、ワテの誕生日なんです』と、驚きのカミングアウト。 『えー、そうなんですか!』 『おめでとうございます!』 『じゃあ、夜は”さしみ屋”さんで、パーッとやりましょう!』
浜のテーブルには、レ隊長さんが買ってきていただいた、おいしいサバ寿司や赤飯なども並び、なんとも豪勢なお昼ご飯!
『いやあ、ビールが欲しいなるなあ』 『ほんと、ハーブの香りがいいですねえ』 『タマネギがあまーい』 『イモがおいしい』 『ほんとおいしいねえ。 お昼からこれなんて贅沢すぎる』
自分の誕生日を、自らの手料理でもてなすGoさんのダッチオーブン料理は大好評。
***
そうこうしている間に、南西の風が強くなり始めた。 この浜は風裏だが、沖を見るとどんどん白波が大きくなっている。 そろそろ引き揚げ時である。
私のお気に入りの撮影スポットの一つである、すぐ近くの浜に立ち寄り、記念撮影。
ここは、夏などは本当にコバルトブルーの海と白い砂のコントラストが美しく、沖縄の浜かと見まがうほど。 皆さんにも気に入っていただけたようだ。
***
再び漕ぎ出し、湾から出ると、そこはドッシャンバッシャンと波が踊り狂っている。 いやあ、これは彼女達にはちょうど良いリハーサルになるなあ。
斜め後ろから襲って来る追い波に翻弄されながら、とても写真を撮る余裕はなく、それでも会話を交わしてリラックスしながらしっかりと漕ぎ進む。
天気予報はバッチリ的中し、南西の追い風追い波の中を、無事漕ぎ戻った。
帰りには風こそ吹いたが、それは最初から織り込み済み。 天気も良く、最高においしいお昼ご飯を食べ、気の合う仲間達と漕いだ一日。 いやあ、楽しかったなあ! ほんま、ええ一日や。
***
キャンプ予定地に移動し、テントを張り、着替えて温泉へと向かう。
温泉で汗と潮を流してサッパリした後は、本日のメインイベントである『さしみ屋』さんへ。
***
ここさしみ屋さんは、前回のGoさん、レ隊長さんとのツーリングの夜に案内した、私のお気に入りのお店。 その時のさしみの美味さと、地元の方々との熱い交流が気に入っていただけたようで、今回もご案内することとなった。
まずはビールで乾杯! 『お誕生日、おめでとうございます!』
『いやあ、先に言うてもろうとったら、ケーキでも準備したんですが』 すると、クマちゃんが『ローソク、持ってきましたよ』 『えー、ロウソク? なんで持ってんの? キャンプの明かり用?』
すると、クマちゃんが出してきたのはバースデイケーキ用のロウソク! 『あり得へん。 なんでキャンプツーリングに誕生日用のロウソクを持ち歩いてんねん』 と、みんなで大爆笑。
『じゃあ、豆腐に立てて祝おうや』ということになり、『豆腐一丁、そのまま丸ごと持ってきてもらえますか』と注文すると、注文を受けた娘さんは怪訝な表情。 そりゃそうや、怪しい注文やもんなあ。
出てきた豆腐にロウソクを立て、火を点けて再度お祝い。 いやあ、最高の宴会や!
私以外は初めて食べたと言う、コリコリの『穴子の刺身』 プリップリの『ハマチの刺身』 新鮮な鯛、ヒラメ、ニシガイ。。。 茹で立てのイカゲソも、芥子酢味噌で食べると絶品である。
ローソクを立てた島豆腐も、甘口の刺身醤油や芥子酢味噌で食べると、これまたおいしい。 さらに、アラ炊き豆腐、鯛の身入りかき揚げ天婦羅。 もう、何も言うことは無い。
驚きのバースデイ豆腐でお祝いし、おいしい刺身と魚料理を堪能しつつ酒を酌み交わし、楽しい会話で盛り上がる。
悪性?良性?の熱くて濃い抱腹絶倒ウイルスが次から次へと伝染し、波長の合うメンバーで腹を抱えて笑い転げる。
いやあ、こんな充実した一日は久し振りや。 最高! 漕いでて良かった!
ニヤックとポイント5の2艇を積んだアテンザワゴンで集合場所に行き、挨拶を交わす。 ミサちゃんの顔に見覚えが。。。
『前にどっかで会いましたっけ?』 『ホクレアが広島に来た時に。 その時にカヤックの話も聞きましたよ』 『そうだっけ。 それで見覚えがあるんだ』 いやあ、やっぱりカヤックの世界は狭い。
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出艇場所に移動。 今回は、ミサちゃん&クマちゃんが、速いスピードや荒れた状況でどれくらい漕げるものか試してみたいとのリクエストを聞いていた。
準備が終わると集まり、最新の天気予報の情報を伝え、海図を見ながらルートを説明。
『昼から風が出る予報だけど、このルートなら帰路は追い風追い波。 まあ、タンデム艇だし大丈夫。 たっぷり楽しみましょう!』 今日は午後から6m/s程度の南西風が吹く予想だったので、のんびりまったりツーリングなら選ばないルートをあえて選択。
『さあ、行きますか!』
最高の晴天、まだ風もなく最高のツーリング日和。 でも、高速巡航を、というリクエストだったので、あえて約6km先にある岬までは、写真も撮らず、会話もせず、休憩無しで黙々と横断隊モードで漕ぎ進む。
時折後ろを振り返って確認するが、しっかりとついてきている。 リバーカヤッカーとシーカヤッカーの組み合わせで女性二人のタンデム艇、いやあ大したものだ。
予定していた岬のところまで、7~8km/hの巡航速度で休憩無しで約45分。 そこでようやくパドルを止めて、休憩。
『どう? 巡航速度はあんな感じ。 でも凄いねえ、ちゃんとついて来てたじゃない』 『せっかくやから、ここからはゆっくりとツーリングを楽しもうや。 ここまで来たら景色もええやろ。 こっから先には、わしの”なんちゃってプライベートビーチ”がえっとあるんよ。 じゃあ、まずはあの島を回ってみようか』
グルリと島を回り、大きな浜に上陸して休憩。 『少し早いですけど、ここで昼休憩にしましょう』
Goさんご自慢の焚き火台をセットし、みんなで流木を集め、火を熾すとお昼ご飯の準備開始。 ここからは、”流れ板”のGoさんの独壇場である。
ダッチオーブンにハーブを入れて皮付き豚と野菜を蒸し、溶岩プレートでステーキ肉と豚肉を焼く。
ここで、Goさんが『実は今日、ワテの誕生日なんです』と、驚きのカミングアウト。 『えー、そうなんですか!』 『おめでとうございます!』 『じゃあ、夜は”さしみ屋”さんで、パーッとやりましょう!』
浜のテーブルには、レ隊長さんが買ってきていただいた、おいしいサバ寿司や赤飯なども並び、なんとも豪勢なお昼ご飯!
『いやあ、ビールが欲しいなるなあ』 『ほんと、ハーブの香りがいいですねえ』 『タマネギがあまーい』 『イモがおいしい』 『ほんとおいしいねえ。 お昼からこれなんて贅沢すぎる』
自分の誕生日を、自らの手料理でもてなすGoさんのダッチオーブン料理は大好評。
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そうこうしている間に、南西の風が強くなり始めた。 この浜は風裏だが、沖を見るとどんどん白波が大きくなっている。 そろそろ引き揚げ時である。
私のお気に入りの撮影スポットの一つである、すぐ近くの浜に立ち寄り、記念撮影。
ここは、夏などは本当にコバルトブルーの海と白い砂のコントラストが美しく、沖縄の浜かと見まがうほど。 皆さんにも気に入っていただけたようだ。
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再び漕ぎ出し、湾から出ると、そこはドッシャンバッシャンと波が踊り狂っている。 いやあ、これは彼女達にはちょうど良いリハーサルになるなあ。
斜め後ろから襲って来る追い波に翻弄されながら、とても写真を撮る余裕はなく、それでも会話を交わしてリラックスしながらしっかりと漕ぎ進む。
天気予報はバッチリ的中し、南西の追い風追い波の中を、無事漕ぎ戻った。
帰りには風こそ吹いたが、それは最初から織り込み済み。 天気も良く、最高においしいお昼ご飯を食べ、気の合う仲間達と漕いだ一日。 いやあ、楽しかったなあ! ほんま、ええ一日や。
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キャンプ予定地に移動し、テントを張り、着替えて温泉へと向かう。
温泉で汗と潮を流してサッパリした後は、本日のメインイベントである『さしみ屋』さんへ。
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ここさしみ屋さんは、前回のGoさん、レ隊長さんとのツーリングの夜に案内した、私のお気に入りのお店。 その時のさしみの美味さと、地元の方々との熱い交流が気に入っていただけたようで、今回もご案内することとなった。
まずはビールで乾杯! 『お誕生日、おめでとうございます!』
『いやあ、先に言うてもろうとったら、ケーキでも準備したんですが』 すると、クマちゃんが『ローソク、持ってきましたよ』 『えー、ロウソク? なんで持ってんの? キャンプの明かり用?』
すると、クマちゃんが出してきたのはバースデイケーキ用のロウソク! 『あり得へん。 なんでキャンプツーリングに誕生日用のロウソクを持ち歩いてんねん』 と、みんなで大爆笑。
『じゃあ、豆腐に立てて祝おうや』ということになり、『豆腐一丁、そのまま丸ごと持ってきてもらえますか』と注文すると、注文を受けた娘さんは怪訝な表情。 そりゃそうや、怪しい注文やもんなあ。
出てきた豆腐にロウソクを立て、火を点けて再度お祝い。 いやあ、最高の宴会や!
私以外は初めて食べたと言う、コリコリの『穴子の刺身』 プリップリの『ハマチの刺身』 新鮮な鯛、ヒラメ、ニシガイ。。。 茹で立てのイカゲソも、芥子酢味噌で食べると絶品である。
ローソクを立てた島豆腐も、甘口の刺身醤油や芥子酢味噌で食べると、これまたおいしい。 さらに、アラ炊き豆腐、鯛の身入りかき揚げ天婦羅。 もう、何も言うことは無い。
驚きのバースデイ豆腐でお祝いし、おいしい刺身と魚料理を堪能しつつ酒を酌み交わし、楽しい会話で盛り上がる。
悪性?良性?の熱くて濃い抱腹絶倒ウイルスが次から次へと伝染し、波長の合うメンバーで腹を抱えて笑い転げる。
いやあ、こんな充実した一日は久し振りや。 最高! 漕いでて良かった!