あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: ロードスターで紅葉狩りドライブ

2009年10月25日 | 旅するロードスター/アテンザ
2009年10月25日(日) 今日は、妻と二人で紅葉狩りへ。 向かうは、久し振りの訪問となる『帝釈峡』
ドライブには時々出かけるものの、なんとなく行く場所が限られており、たまには普段あまり行かない場所に行きたいね、ということで、地図を開いて決めたのが帝釈峡。

特に何があると言う訳ではないのだが、紅葉の季節。 少し早いが、秋の中国山地を楽しむとしよう。 曇り空だが、オープンドライブにはちょうど良い気候。

R375を北上して行くと、徐々に空気がひんやりとして来るのがダイレクトに感じられる。 道路脇の温度計を見ても、13℃、12℃、9℃と下がっている。
気温、匂い、そして雰囲気まで、ドライバーとパッセンジャーにダイレクトに伝わってくるのである。 これがオープンカーの醍醐味の一つ。
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下道をのんびりと走り、約3時間ちょっとで帝釈峡に到着。 学生時代のバイクツーリングなどを含めると、帝釈峡には何度か訪れているが、妻とこの帝釈峡に来たのは、長男が妻のお腹の中に居た時。 そう、もう20年も前である。 懐かしいなあ!

その頃は経済的な余裕もなく、神龍湖を巡る遊覧船に乗る事などとうてい選択肢にも入らなかったが、今ではその程度の余裕はできた。 『今日は船に乗ろうや。 昔はほんと、どこ行っても貧乏ドライブ、貧乏旅行じゃったけどなあ。 今想やあ、あの頃も懐かしいよのう』
 
朝10時出発の遊覧船で、湖を周遊。 まだ紅葉は始まったばかりだが、ゆったりと静かな湖面を進む船から眺める景色はなかなか良いものであった。
 
時間にして40分ほどの遊覧を堪能し、遊歩道の散策へ。
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前に来たのは20年も前なのに、遊歩道から眺める景色を見ると、当時の思い出が浮かんで来る。 『ああ、この景色じゃったよなあ。 覚えとるわ』 『ここらで、石が落ちてきてビックリしたよなあ』
 
始まったばかりの紅葉を楽しみつつ、1時間弱のお散歩。 静かで空気も澄み、なかなか良い散歩道である。
 
お昼ご飯は近くの喫茶店で。 ハーブを売りにしたそのお店で、食後はハーブティーをお願いした。
静かな観光地で、秋の景色を眺めながら、ゆっくりと楽しむお昼の一時。
***
 
帰り道も、普段走る事のない一般道で、気の向くままに寄り道しながら家に戻ってきた。

オープンドライブに最適な季節。 20年振りに訪れた帝釈峡。 少し早かったが、紅葉狩りを楽しんだ秋の一日。
なかなか充実した一日であった。

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