あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: おでんの『かわすじ』&シーカヤック教室

2015年08月22日 | 旅するシーカヤック
2015年8月21日(金) 今日はロードスターの車検を出すのに広に来た。
『久し振りに広から帰るから、今日は晩ご飯いらんけえ。 せっかくじゃけえ、ちょっと飲んで帰るわ』

という訳で、ディーラーにロードスターを預けると、歩いて広の交差点へ。
忙しくて足が遠のいていた『おでんの”あわもり”』の後継となった『おでんの”かわすじ”』に、何年か振りに立ち寄ってみようと言う訳である。

***

ネット情報で、今年の頭に場所を移転したと聞いていた。

以前あった泡盛からほど近い、小さな飲屋街にその店を見つける事ができた。

ガラリと扉を開けると、

懐かしい、年季の入ったおでん鍋が!
カウンターの端っこに静かに腰掛け、『生ビール、お願いします』
『久し振りに来たんですが、場所が変わったんですね』 『そう、今年の始めに移転したんよ』との事。

***

『皮、もらえますか』 『ちょっと待ってね』

出てきたのは、懐かしい”皮”
ゆるく溶かれたカラシに醤油を垂らし、一味をかけてパクリ。
『ああー、懐かしいのう』

昔の店にはメニューが壁に貼ってあったが、ここにはメニュー表があるようだ。
『メニュー、見せてもらえますか』
『ええよ。 でも昔とほとんど一緒よ。 ただ値段はちょっとだけ上げさしてもろうとる』
それはそうだろう。 前はおでん一本が90円であった。 これでは営業を続けるのは難しい事は十分理解できる。
とはいえ、今でも一本110円だから、十分リーズナブル。

『玉子、もらえますか。 あ、それとつくねもお願いします』
『ビールください。 キリンで』

『タマネギ、入れてもらって良いですか』 『どれくらい煮込む?』
『おすすめは?』 『半煮えくらいがええよ』 『じゃあそれで』

静かにテレビを見ながら、美味しいおでんを食べ、ビールを飲む。
『あわもりください』 『梅は?』 『ええ、入れてください』

『ごちそうさまでした。 久し振りやったけど、美味しかったです。 また来ますよ』
たっぷり楽しんで、2,000円でおつりが来た。 やっぱ、ええ店屋なあ!

***

2015年8月22日(土) お盆休み中のシーカヤック教室は残念ながら雨で中止となったので、今日は久し振りのシーカヤック教室。

今日も朝から雨が降っていたが、施設に到着した頃には小降りになった。
『もし本降りになったら中止にするという事で、今日はやりますか』

シーカヤックを運び、準備体操をし、PFDのチェックをしてスタート。

今日は、先生一人と子供5人である。
風も治まり、穏やかになったので、港を出て漕いでみる。

『やっぱりこちら側に出ると、外に出たって感じがしますね』と先生。
防波堤を越えて橋の下まで行き、船を乗り換える。
帰りには、ミニレースをしたり、カラス貝を採集したり、魚を観察したり、遠くに見える建物や橋の位置を教えたりしながらのスクーリング。
『せっかく海に出ているんだから、景色や生き物を観察するのが楽しいよ。 春なんか、ワカメが採れたら豆乳しゃぶしゃぶなんかで食べると最高なんだ』

漁港の中に戻り、

シーカヤックを引き揚げて、今日の練習は終了。
『お疲れさまでした! また来週一緒に漕ごうな』

夏の終わりも近づいてきた。
『ああ、9月のツーリングが楽しみだなあ!』

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