あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記_呉、江田島、倉橋島、堪能ツーリング_その2

2008年03月01日 | 旅するシーカヤック
2008年2月23日(土)、夕方。 夜のハイライトは、オススメの『北吉さしみ店』

呉の大和ミュージアム、海軍墓地、江田島の大豆うどん、海軍術科学校、そして倉橋島の温泉を巡り、予約していた宿に入った。

***

『じゃあ、そろそろ行きますか!』



ここ『北吉鮮魚店』は、地元では『さしみ屋』と呼ばれており、うちの家族もここの刺身は大好物の一つである。

『お疲れさまでした!』で、まずは乾杯。 『グビグビ、グビリ』 『あー、ウマい』



まずはつき出し。 軽く湯がいた烏賊のゲソ。 これを、芥子酢味噌で食べるのだが、これが美味い。
『こりゃあ、すごい美味いですねえ』 『この芥子酢味噌がたまりませんねえ』

***



つづいて、刺し盛り。 この色艶が、もうたまらない!
色はツヤツヤ。 歯応えはサクリ、モッチリ。 脂がのった、旨い刺身。 『あー、酒がウマい』



そのうち、近くでお酒を飲んでおられた、地元の常連さんと思われる方々から声を掛けられた。 『あんたら、どっから来たん?』



これを切っ掛けに、話が始まった。

風待ち、潮待ちの港として栄えていたころの話、みかん作りの話。 遠くまでみかんを売りに行った時の事、その昔、農作業に使っていたと言う『バタンコ』の事。 そして、この『さしみ屋』さんでのお勧めの一品や、地元の宿の事などなど。



いつの間にやら席も入れ替わり、酒を酌み交わし、熱く語り合いながら、楽しくて長い夜は更けて行った。

『北吉鮮魚店』最高!

***

返り道では、雪がチラつき始めた。 明日は海に出られるかなあ?

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瀬戸内シーカヤック日記_呉、江田島、倉橋島、堪能ツーリング_その1

2008年03月01日 | 旅するシーカヤック
2008年2月23日(土)
この週末は、『瀬戸内カヤック横断隊』仲間である五さんとレ隊長さんが、遠くから遊びに来られることになっている。

土曜日の朝、目が覚めると風の音。 うーん、この週末は冬型が強まるとは言っていたが、その通りになった。
既に宿も予約してあり、準備は万端。 今日は、観光モードかな?

***

海沿いの道を走り、海況をチェックするが、やはりかなり厳しそうだ。 集合場所に行くと、風がビュービューと音を立てて吹き荒れている!

しばらくすると、五さんたちも到着。 久し振りの再会。

『今日は厳しいですねえ。 シーカヤックツーリングは明日に期待して、今日は観光にしましょうか?』 『無理してもしゃあないですね。 そうしましょう』

『どこか行きたい所はありますか?』 『江田島の術科学校と、時間があれば大和ミュージアムも行きたいですね』 『じゃあ、たっぷり時間がありますから、両方行きましょう』

***

という訳で、まずは『大和ミュージアム』へ。



私は2度目の見学だが、ここには多くの資料が展示されており、何度見ても飽きる事は無い。
開館から当分の間は、人が多くて行く気になれなかったが、さすがに最近は落ち着いており、じっくりと見学する事ができた。

***

『術科学校に行く前に、ちょっと寄り道してみますか?』ということで、隠れた穴場である『呉海軍墓地』に案内する。
ここでは、五さん曰く、『呉は、横浜の港町の雰囲気に似てますね』とのこと。

昼食は、江田島でのオススメB級グルメの一つ、『大豆うどん』
道沿いの小さな店なのだが、ひっきりなしにお客さんが訪れる隠れた人気店。 ここの大豆うどんは、シンプルだが良い出汁がでていて、安くてウマい。

***

今日の昼の部のメインである、『術科学校』へ。
見学の手続きを済ませ、13時からのグループに参加して施設内を見学。



歴史を感じさせる、美しい建築物。



レンガ造りの、これまた美しい校舎。

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かつて、英国から一つ一つ油紙に包んで船で運ばれたと言うレンガ。 今のお金に換算すると、なんと一個が¥15,000-だそうだ! いったいいくつ使われているのだろう?

案内の方が、『ちょっと触ってみてください』 レンガの表面を触ると、ツルツルしている。 ???
普通のレンガは、ちょっとザラザラしているよね。
説明によると、高温で焼き上げられており、非常に肌理細かいのだとか。 知らなかった。



ここでのハイライトは資料館の見学なのだが、残念ながら今は改装中との事で、仮展示室での見学となった。
五さんたちには申し訳ないのだが、3度目の見学となる私には、期間限定で今までとは違う建物に入れるということで、別の楽しみが。

ここでは、今回の訪問の目的でもあった、五さんに所縁のある資料も無事『発見』でき、みんな満足。

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見学を終え、売店で自衛隊限定と書いてある『ドリンク』を見つけた。
『元気ばっちり』、『自衛隊限定』なんて、いかにも効きそうじゃないか。 すぐに箱買い!



***

江田島を後にして、倉橋島へ。
まずは、地元の温泉に浸かって一日の疲れを癒し、予約しておいた宿に入る。



ここからは、今日の夜の部のハイライト。 地元で一番のオススメの『北吉鮮魚店』へ行き、一杯飲るのである。

『じゃあ、そろそろ行きますか!』

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