博多から"リレーかもめ"に乗って長崎へ行ってみた。博多から武雄まで特急列車で1時間、武雄から長崎までの西九州新幹線はわずか30分だ。乗り換えは便利と言えば便利だが、やはり乗り換えるという煩わしさは禁じ得ない。新しい新幹線はさすがに快適で高級感もあるが、乗車時間はちょっと短すぎる。博多まで直通できれば乗客も増えるだろう。長崎駅は生まれ変わってりっぱになっていたが、利用者はそれほど多くはない。駅前は工事中で、今後サッカースタジアムが完成オープンすれば,人の流れもまた変わってくるだろうな。
息子一家が東京に住んでいるので,東京に行くことはあるものの,観光する事はほとんどない。GW前半,久しぶりに東京に行った。久しぶりなので,散策してみることに。目的はないが、ニュース等でよく眼にする外国人に人気の豊洲市場に行ってみた。その日は日曜日で市場は休み、隣りの千客万来の飲食街は,どこも行列ができていたが、欧米人の姿はそう多くはなかった。ビルの屋上に無料の足湯があると聞いていたので,そこも行ってみたが,暑さのせいかそれほど混んではいなかった。外国人観光客が一番多く集まっていたのは渋谷駅前で、何と言ってもハチの人気がダントツだ。
長江、私達日本人にとっては、揚子江と言った方が馴染み深い。先週、中国南京市に住む日本人監督によるドキュメンタリー映画「再会長江」を見に行った。十年前に撮影した長江沿いの村やそこで出会った人達を訪ねて源流まで登っていく。この十年で大きく変貌を遂げた中国,特に山間部に住む人々の暮らしは大きく変わった。美しい景色も去ることながら、日本人,中国人を問わず感動する映画だ。残念なことに、この映画、福岡県では2館でしか上映されない。しかも全県で上映されるわけではない。
桜が開花したと思ったら、雨で散り始めた。毎年行く垣生公園の桜もかなり散っていだが,歩道が花びらに埋め尽くされ,それはそれで風情がある。桜を満喫した後,遠賀川沿いに車を走らせ、直方河川敷にチューリップを見に行った。久々にこんな原色色の赤や黄色を見た。
先日の夜,突然停電した。我家だけではないかと外に出てみると,隣も消えている。すぐに回復するかと思ったが,なかなか復旧せず,結局1時間ほど不安な気持ちで過ごした。停電すると当たり前だが,何もできない。スマホだけが頼りだ。後でわかったが、カササギが電柱に巣を作ったことが停電の原因だった。カササギは天然記念物に指定されていて,簡単に巣を落とす事ができないらしい。元来生息していた佐賀では減少し,福岡にやってきているという。幸せを呼ぶ鳥と言われているカササギ、停電の犯人とわかっても憎めない。