アジアの多くの国では、今でも旧暦が浸透している。中国においても旧暦のお正月である春節は最も大切な行事である。今年は1月29日がその日にあたる。一時爆竹は禁止されていたが、爆竹のないお正月なんて・・・いう意見に押されて、今はまた復活の傾向にある。中国人はほんとにうるさい。店の中でも地下鉄の中でも、他人を気にせず大声でしゃべる。小さい頃から騒音に慣れているから気にならないのだろうか。
アメリカからの牛肉の輸入が解禁された直後、危険部位が混入されたとして、ストップがかかった。この問題を通じて、アメリカの日本に対する認識の甘さを感じたのは私だけであろうか。
年末休暇を利用して上海に行った。福岡から一時間半というとても近い外国である。上海の経済発展はめざましく、これが共産主義の中国かと疑うほどである。しかし、その一方で環境問題は悪化している。交通渋滞はひどく、排気ガスで市内はいつもどんよりとしている。水道水の水質もかなり悪く、入浴するのにも抵抗があるほどだ。はやく何らかの施策を打ち出さなければ、取り返しがつかなくなるだろう。