数日前、テレビでたまたま見たんですが、若い人の間でレコードブームが再燃してるんだとか。ほんまかいな。ブームとか言って、局所的に流行っているだけちゃうのか、とつい勘繰りたくなる。現実的規模がどれくらいかはさておき、多少レコードのコレクションを持っている人間にとってはちと嬉しいニュース。郷愁ではなくて、いまでも昔のレコードを手に取ると、無性にワクワクします。ジャケットは美しいものや凝っているものが多く、それぞれがいわばアート作品です。でも、実はレコードプレーヤーはいまは持っていません。えっ、聴けなきゃ意味ないやん、と思うかもしれませんが、所持してるレコードの8割方はCDを買い直してるので聴けはします。部屋の一定の空間を占拠しているわけで、断捨離とは逆。贅沢な話です。 今の時代、音楽は電子データで聴かれることが当然になっています。私もPCやスマホからiTunesで曲をかなり買ったことはありますが、やはりどうも無味乾燥な感じがします。データのみで音楽を聴くって、楽曲に付随するアーティストや楽曲の情報がそぎ落とされていて、初めからいろいろな楽しみが奪われています。まあ、ググればいいんですが、ウィキペデアでいくらアーティスト情報を調べても情報は限られているし、お勉強でもしてるようで味気ないです。 もちろん音楽の楽しみ方はひとそれぞれでいいんですけど、個人的にはこの「ブーム」が一過性のもので終わってほしくないです。てなわけで、自分も、少なくとも持っているものはきちんとレコードで聴かねばならんかなと思った次第。なにしろ音がいいから。 . . . 本文を読む
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