A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Urayasu-580

2024-06-15 | Urayasu
東京都議会の動画が出回っている。あそこまで強固な独裁体制が出来上がっていたとは知らなかった。都議会のほとんどの議員が都知事のイエスマンにしか見えない極めて異様な世界。教祖様と大勢の信者たちの構図だ。異議を唱え、退場を余儀なくされた議員に対して、都知事が薄ら笑いを浮かべているシーンが「女帝」そのままでゾッとする。都知事に異議を唱えたら退場させらるような議会がこれまで東京都の重要議案を決めてきた、そして今後も未来を左右しようとしているのかと思うと空恐ろしい。国政もそうだが、都政も「長期政権」の宿痾に侵されている。「長期政権は腐敗する」の典型パターン。|改めて、都議会の党派構成がどうなっているのか知りたくなったので、現都議会議員の名簿を調べてみたい。また、都議会をぜひ傍聴しに行きたい。|「AIゆりこさんコワいです。わぁ、最先端行ってるぅ投票しちゃおうかなぁ!ってなりませんから。これはプロジェクションマッピングをやりたがるような人が考えることです。肝心なのはこれまでの実績と施政方針です。」たしかにAIなんて本質とはなんら関係ない。目くらましに遭わないように気をつけたい。|また、薄っぺらいカタカナ用語の羅列にも呆れる。カタカナ用語をいまだにカッコいいと思っている時点で時代錯誤。しかも、それらは単なるスローガンでしかないので、実際に都政に反映されるかどうかは相当怪しい。|切るカードがどれも表層的で、都政の抱える問題の核心には迫らず、緊迫感がない。|

BGB:①『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』(宮崎智之著、筑摩書房、2024年)☞浅学ながら、この著者は知らなかった。山本貴光、吉川浩満両氏が推しているのを見かけて購入。②『生きのびるための事務』(坂口恭平著、マガジンハウス、2024年)☞人生の事務能力向上のために必読。③『女帝 小池百合子』(石井妙子著、文春文庫、2023年)☞人となりがよくわかる。いまこそ必読or再読のタイミング。私はハードカバーで既読。|予約済み。『一笑両断2』(佐藤正明著、東京新聞政治部、2024年)|『正直個性論』(水野しず著、左右社、2024年)☞興味津々。あと、左右社っていま勢いある感じがする。|
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