普段から「なるべく今までしていなかったことをする」ことを心がけてる。チャレンジするなどという大袈裟なことでなく、日常の細事からの実践である。|たとえば、犬の散歩中に、この道にはまだ入ったことがないからとりあえず入ってみる。その道が過去に歩いたことのある路地へと抜けていることを発見できたら、それだけで小さな驚きと喜びを感じる。そこが袋小路だと初めて知ることになることもあるが、無駄だとは思わないし、後悔も人目を気にしたりもしない。些細なことで自責の念を抱いていたら心が擦り減ってしまう。|読書、料理、音楽、スポーツ、旅行、思考等々、皆然り。||心が澄んだように思えるひと時を持て余さないようにする。まとまりのない思考が浮かんできたら、言葉を与えてそのまま刻み付ける。心に蔵したままにしておかずに、表現する、すなわち表に現すこと。そうすれば自分も一読者になれる。|朝か深夜に、自分と、見えない誰かに話しかけながら言葉を綴る。物理的な返事がなくても対話は動き出す。運良くば、そこから詞が生まれる。|自分のなかから出てくる得体のしれない気持ちと風景の塊のようなものと距離を図ろうとする。輪郭が見えてくれば、それを見つめられるが、形を結ばず、気配だけで消えていくこともある。気配の尻尾は掴めないが、追えるところまでは追ってみる。「あーあ、何だったんだろうあれは…」でいい。それらがひらめきの準備体操にきっとなるから。|
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