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群集の脅威

2022年11月04日 | 日記

 韓国ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故は、日本人2人を含む155人が亡くなったと、韓国メディアが報じ、狭い露地に10万人を超す人が集まっていたといいます。

 この事故報道から、兵庫県明石市の花火大会で起きた雑踏事故を思う出す人も多いことでしょう。すし詰めの状態で人波にのまれ、前にも後ろにも進めなく、巻き込まれてしまうと、どうすることもできなかったと思います。

 明石の事故では、JR神戸線朝霧駅の歩道橋上で、会場に向かう客と駅に向かう客が押し合いとなり転倒、多数の死亡、重軽傷者が出て、安全を守る責任を果たせなかった主催者の明石市や、警備を担った警察が責任を問われました。

 袋小路のような逃げ場のない空間での雑踏事故は、群集心理が働き、単なる人の集まりでも、組織性がないことから、理性が低下しやすく、異常な雰囲気に巻き込まれ、混乱と無秩序が重なって事故が発生するといます。

 その後、東京・渋谷のスクランブル交差点に集まる仮装した若者のテレビ映像を見ると、人混みがつくりだす熱気は、異文化に接しているという感覚でしたが、魅力は十分理解できます。

 11月2日(休日前夜)は、名古屋駅前の居酒屋を出て帰路につくと、新型コロナ対策の規制が解除され、開放感と高揚感に包まれてか普段と違い人の数は多く、雑踏がもたらす脅威や、群衆を防ぐための警備などが必要なことを強く感じました。

 

                            

 

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