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子どもの頃の夢

2022年11月23日 | 日記

 紙芝居で「黄金バット」、ラジオで「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」が流れる小学生の頃、大きくなったら何になりたい? と聞かれて「ぼく」は弁護士になりたいと答えました。弁護士がどの様な仕事か知りませんでしたから、「正義の味方」は、そう言う職業だと思い込んでいました。

 中学に進んで、地震や雷、台風に負けない「正義の味方」の職業は、お役人になることだと思っていました。役人が何たるやも知らずに・・・・。そして、全く異なる社会へ飛び込んだのも夢のような気がしています。

 その頃の周囲の人は、医師や野球選手、プロゴルファーなど、お金持ちになる夢が多かったのに、「何と小さな夢だ」とも言われました。今のようにプロゲーマーやユーチューバー、デイトレーダー、パティシエなどの夢を語る人はいませんでした。

                     

 村上龍さんの書籍「13歳のハローワーク」が2003年12月に幻冬舎から刊行され、2010年3月には職業を追加し、593の職業を紹介する百科全書の改訂版が刊行され、学校で教材として採用されるなど大きな話題となりました。

 終身雇用の崩壊を踏まえた職業環境の変化や、職業は生きるための手段ではなく、「生きる目的そのものである」などと、述べられていることから、今から学ぶと思われる孫たちにも読ませたいものです。

 子どもの頃には「でっかい夢」があります。社会のありようをみると、夢はでっかく描こうとも、心 優しく成長すれば暮らしやすい社会になるはずです。どんな職業に就いたとしても「正義の味方」で、その「夢」がかなえられる社会であってほしいものです。

 

 

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