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お平(おひら)

2023年01月13日 | グルメ

 冬の野菜、里芋、大根、人参、ごぼうなどの具材と糸昆布、干し椎タケ、油揚げ、コンニャク、豆腐、はんぺん、などを煮 干し、しょうゆ、少しの砂糖で味付けて、大鍋でゆっくり煮た「お平」は、私の住む町内の自宅で行われる「法事」の「お非時」に、ご飯、ミソ汁、煮豆、香の物と一緒に出てきました。

 「お平」は、「年とり膳」の中の一品として、愛知・豊根村など奥三河地方で年末年始に食べられる郷土料理と言われ、愛知県北設楽郡豊根村にある「道の駅 豊根 グリーンポート宮嶋」で食べられると、先日のNHK・名古屋が夕方の放送「まるっと!」で伝えていました。

 文化庁では、日本の多様な食文化の継承・振興するため、地域で世代をこえて受け継がれてきた食文化を、「100年フード」と名付け、「きしめん」などとともに「お平」も“愛知の食文化”として認定されました。

 私の住む町内にある晴天山・順正寺で報恩講が行われた際に出される「お非時」では、ご飯・みそ汁・飛竜頭(ひりょうず)の煮物・香のものが盛り付けてあり、「お平」も出ます。

 それぞれ「山」や「畑」の幸が食材に使われ、栄養価も高く、健康食として優れていると思います。

 

 

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