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明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

旧 正 月

2023年01月22日 | 日記

  きょう新暦の1月22日は旧暦の正月です。新暦に対して明治初頭まで日本で使用されていた暦は「太陰太陽暦」で、6世紀ごろ 中国から伝わり、それ以降、農作業や漁業で必要な季節の移り変わりとして活用されてきました。

 「太陰太陽暦」は、月の満ち欠けを基準に、ひと月の長さとして暦のベースで、1年間が354日です。中国の旧正月(春節)を始め、アジアの多くの国では旧正月を祝う伝統があるようですが、明治維新後、日本は西暦に変わり、新暦の1月1日を正月と呼び、太陰暦は「旧正月」と呼ぶようになりました。

 戦後の農家で育った私は、種まき、田植え、田の草取り、稲刈りや畑の収穫作業など、両親は神社が発行する「暦の一冊」を参考に、農作業の計画を立てて行動していることを見て旧暦に興味がありました。

 もともと父は漁師の家で育ったこともあって、潮の満ち引きを知る上で旧暦になじんでいたようで、「季節の移り変わりを知るのに便利だ」とも言っていました。地方によっては旧暦で元日の朝に祭礼が営まれる所もあったようですが、私の家では旧正月を祝うことはありませんでした。

 「春節」と呼ばれる中国の旧正月は、最も大切な伝統的な祝日のようで、現代の日本では、沖縄と一部の地方を除いて、ほとんどの地方で旧正月を祝うことはないようです。

 韓国も中国と同じように新年を迎える習慣があり、旧正月前後が一年で最も長い休日で、先祖を供養する儀式が行われ、親戚やお世話になった人にプレゼントを贈り、正月の伝統料理を食べ、旧正月を楽しむようです。

 旧、新の年をまたぐ「二年参り」により、3年続けば『一生に一度の願いが かなう神社』もあるようで、やれ・やれ、信じることは良きことかも・・・・。

           

 

 

 

 

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